倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

安保法案に反対

2015年07月13日 | 日記
負の連鎖という言葉がある。
憎しみや、悲しみが
新たな憎しみを生む。

一度紛争や戦争に
足を踏み入れたら、
負の連鎖から
抜けられなくなる。

正しい戦争など無い。
戦争は人殺しの連続だ。

テロや、
威嚇的な国など、
平和を脅かす問題は
あとを尽きない。

しかし、どの問題も、
その発端には
何らかの紛争や戦争が
関係している。

つまり
どれだけ正しいとされた理由で
行われた武力行使も
必ず次の争いの発端となって仕舞う。

だからこそ
武力行使せずに
平和を守る道を
追求するべきだと思う。
日本の平和憲法は
これまでに
ベトナム、湾岸、イラク、など
アメリカが携わった戦争から
日本人を守ってきた。
そして、
戦争に参加しなかったことで
日本が国際的平和に
貢献していないという認識は無い。
私の知る限り、逆である。
平和憲法によって
日本は平和な国、
平和を大切にする国という
国際的評価を築いてきた。

安保法制は
戦後70年の歩みを
水の泡にするものである。
そして、
日本を負の連鎖に、
恐ろしい戦争に
巻き込む法案だ。
絶対に成立させてはならない。







イギリス人とアンティーク

2015年07月05日 | 日記
イギリス人の
アンティーク好きは、
有名。

アンティーク=
埃のかぶった古いもの全て
と判明したのは、
こちらに住んで
随分経ってから。

例えば、
ひいおばあちゃんが
子供の頃
使っていたティディベア=
ひいおばあちゃんの
よだれや、手垢、その他の汚れで
ケバケバしている
= アンティーク
なのです。


使用済み絵葉書も
意味不明な小枝も
何でもあり。

ルイスの街の教会の中は、
兎に角ありとあらゆるガラクタが
所狭しと
並んでいます。

まるで
物を捨てられない人びとの
救済所です。

捨てちゃえば良いのに
捨てない所に
何かイギリス人的美徳すら
感じます。

古い物を大切にする、
古い物にまつわる歴史、
携わった人々の歴史を
想像して味わう。

合理的なイギリス人に
非実用的ガラクタを
愛する心をみると、
妙に安心します。

人生は、
効率、能率、実用性のみでは
味気ないもの。
無用にも思えるガラクタが、
実は見えない豊かさを
与えてくれるのかもしれません。








Rye (ライ)の街滞在

2015年07月04日 | 旅行
友人とライの街を
訪れました。
美しい街よ!
という前評判どおり。


宿泊は、名物B&Bの
マーメイドイン。

雰囲気は満点、



歴史と
美味しいディナー、
朝食を堪能。



イギリスが近年
グルメであるという事を
友人に体験して貰い
物価と食の上昇を
実証出来ました。

何とも残念だったのは、
シャワー。
一泊一部屋£150で、
バスタブ無し、
かつ
チョロチョロの
ぬるま湯。
は少々割高感があります。

シャンプーは無理です。
冬は凍えそうです。

エリザベス1世も2世も
滞在した宿とのことですが、
このシャワー、バスの水圧は
その際は機能していたのでしょうか?

幽霊が出るという話も
ガイドブックに
ありましたが、
お目にかかりませんでした。

私達は
猛烈な勢いで
お喋りに花を咲かせていて、
出ても気付いて貰えぬと、
幽霊の方が判断したのかもしれません。


この御時世
幽霊よりも現生の人間の方が
怖い気がします。

ロンドンに帰宅してから、
FBの友人から、
学生時代ライには一緒に行ったよ、
と指摘を受けました。

ピアノトリオの夏期講習兼、演奏で、
行った田舎街、
💡
おー!あれはライだったのか!
っと納得。
ピースマーシュから、
ライに着く前に
車酔いして、
観光どころではなかった事を
思い出しました!
その時聴いた先生達の
コンサートシリーズが、
これだったんですね~!






ライの街、
不思議な魅力を感じました!