夏休みの終わりに
ヘンデルアルバム収録を終了してから
あっという間に
2か月近く経ちました。
組曲8曲とシャコンヌHWV435、全9曲を
3日で。
1日目は♭系の2番F major→3番d minor→8番f minor、
2日目はg minor→シャコンヌG major→4番e minor
3日目がe minorフーガ→1番A major→5番E major→f♯minor
という献立でした。
ヘンデルは本人が素晴らしい即興の名手だった為か、奏者に委ねられている部分が大きく、その分どう弾くか悩む箇所が膨大無限(そんな言葉無いか)
バッハも即興の名手だった筈ですが、ヘンデルより多少コントロールフリークだったのか?😂あれこれ細かく指示があって🤭ヘンデルに比べると選択肢が少ないかもしれません
独断と偏見な私個人の感覚ですが。
更に今回は
楽器も随分とタッチや感触が自分の楽器と違い、慣れるのに苦労しました。
寛大で親切な教会の計らいで、通って練習。
それでも録音になると突如どこかに力みが入ったりで、難しいものです。
1日目が1番ヘビー級メニューだったかも。
3日目の朝、念じると物体を動かせる超能力が実は自分にはあると発覚!何で今迄気づかなかったのだ⁉️😱 これは活用せねば❗️と目が覚め、カーテンを念じて開けようとしたのに、
ヒラリとも動かせず。😂
あれ??なんで?🙄 そうか夢だったのか〜。と、ガッカリしましたが、念力で(?)無事収録終了。
素晴らしいチーム3人は、恩師で尊敬する奏者のニコラス・パール氏がプロデューサー、彼の弟子でこれまた凄腕の奏者でもあるヴェロニカが調律、作曲家で古楽の録音のベテランのジョンがエンジニア・編集。
このチームと自分のスタミナ持続の為に毎日おにぎりと🍙おかず一品、最終日はチョコブラウニーも頑張って作りました❣️
ヘンデルの生まれ変わりだと噂される恩師のローレンス・カミングス氏にも急遽SOSをしてレッスンして頂きました。
私にとっては元々彼がヘンデルの世界のドアを🚪開けて下さったようなもの。彼との出会いが無ければヘンデルを弾くことも無かったかもしれません。
彼のヘンデルの組曲のCDにも沢山インスピレーションを貰いました。
日本の皆様からも、SNSを通しても、あちこちから激励を頂き、とっても励まされました。
ありがとうございました💕
更に、大変心強い助っ人がこちら😆練習の監督は勿論のこと、編集作業にも馳せ参じて頂いています。
9月ー10月は新学期で
学校の教えが猛烈に忙しく
編集作業、
ゆっくりですが進んでいます。
満足度の高い楽章も
ドキドキ💓な楽章も
色々あります。
素晴らしいピアニストの同僚が
カバー用の写真を撮ってくれました。
パルティータのCDのカバー写真を
撮ってくれたクレーグです。
どれを使うかは未だ㊙️です。
もう暫くしたらプロモ動画も
お届けできるはずです♪
レリース迄は
まだまだ試練が続きます。
芸術の秋🍂
物価が高騰し
戦争も続いていて
不穏な世の中ですが
心だけでも豊かに
平和と🕊音楽を失わず
過ごしたいと思います。