D'Anglebert の好きな猫

ポニョは、ダングルベアの
装飾音表が気に入ったようです。




ダングルベアは、寄り目の
17世紀フランスのオルガン&チェンバロ奏者、作曲家。
彼の装飾音表は、
大バッハも所有していたそうです。

リュリの作品を数多く、
チェンバロ用に編曲していますが、
中でも、アルミダのパッサカリアが
有名。
私の好きなチェンバロ曲のひとつです。
でも、装飾音が、
胡麻ふりかけの如く
そこら中に付いていて、
弾き難く、
苦労しました。

そんな貴重な装飾音表の上で、
ポニョは、
只今爆睡中です。

日本からロンドンに持って帰りたい物

御伽の国のような
日本滞在が終了です。
生活していないので、
良いとこ取りなのですが、、。

ロンドンに着くと、
どーんより暗い空。
しとしと降る雨。
服に染み込む寒さ。
薄い日光。

我が愛する夏目漱石も、
この天気を不愉快千万とか
書いていたっけ。

そんなロンドンに、
日本から持って帰れればいいのに！
っと思うものリストです。


1～日本晴れ
2～軟水 :
肌も髪も硬水でゴワゴワになるので
3～温泉と日本式お風呂
4～デパ地下
5～秩序とマナー

ちょっこり京都

神戸の友人と
京都で会うことになりました。
お決まりの、清水寺～銀閣、金閣寺を
外して、
今回は:
今宮神社～竜安寺～仁和寺を
目指すことに。

まずは、今宮神社のあぶり餅です。
ライバルの2軒が
向かい合っています。
我々は、一和の方へ。

美味しくて、
ペロッと平らげました。
本当は、2軒を
食べ比べたかったのですが、
感じ悪いかな～と、
更に、他の食べ物に
お腹を空けておくため、
控えることに。

竜安寺、仁和寺が、
結構今宮神社から離れていると
判明。
しかも、この日は
やたら寒く、
バスで仁和寺に直行です。
御目当てだった
遅咲きの御室桜ですが、
遅かったようで
終わってしまっていました。
正に、
先達は、あらまほしきことなり
です。

それでも、
1番の目的であった友人との
お喋りの花は、
いっぱい咲かせ、
満ち足りて、帰途につきました。

瞑想の小道と金華山

故郷にある金華山には、
子供時代、時折登りました。
ロープウェイでも、
徒歩でも、登り下り出来ます。
標高329m。
幾つか登山道があります。
そのうちのひとつが、
瞑想の小道。

木蔭が涼し気で、
小鳥がさえずり、
瞑想しながら
テクテク歩きたくなる
雰囲気です。
ショートブーツでしたが、
何となく惹かれて、
歩き始めました。

半分くらいは、ずっと
そんな風なのです。

「これからまだ半分あります。体力に自信のない人は、引き返しましょう」
という立て札、

私は大丈夫よ～
と思って通り過ぎました。

ところが、
その後登山道の様相に
変化が現れるのです。

傾斜が急になり、
小道が、岩盤的になります。

え？え？
こんな筈では、、、。
と、焦る私の前に、
次々と、険しい岩がゴロゴロ。

何となく登ることにした手前
水も持っていないし、
非常に天気の良い日で、
汗は吹き出るし。

ヘロヘロ状態で、
頂上に達しました。

瞑想どころの騒ぎじゃありません。
頂上を楽しむ気力さえ無く、
ロープウェイで下山。
岐阜公園内の御抹茶所で、
ホッと一息でした。

13年ぶりの桜

13年ぶりの、日本の桜。
感慨無量でした。
東京の友人宅に滞在し、
2時間弱で、
秩父へ。

お天気にも恵まれ、
桜も満開！
日頃の行いが良いおかげ(？)


日本人は日傘をさすことを忘れ、
「あれ！？あの人雨降ってないのに、
傘さしてるよ～！」と、
友人に指摘した自分に
ちょっと赤面。
日光が射していても薄いロンドンで、
日傘は、ありえないんですよね。



花より団子的時間もありましたが、
花の方も、たっぷりと
味わいました。

朝早く起きて、
頑張ってお弁当を
作ってくれた友人達に
感謝感激です。

美しい桜と幸せな時間、
素敵な一日を
ありがとう！