倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

明けましておめでとうございます

2023年01月03日 | 日記
明けましておめでとうございます
昨年は様々な出会いと音楽に恵まれた一年でした。
あ世話になった皆様、ありがとうございました。
今年も引き続きよろしくお願い致します。

音楽面では、
First Hand Records Handel より第二弾のcd
Harpsichord Album を初夏にレリース予定です。
詳細はこちら。HANDEL: 8 Great Suites for Harpsichord (2CD) – Asako Ogawa – First Hand Records – FHR
ハレのヘンデル音楽祭にて3つ演奏会も弾かせていただきます。




日本の帰国予定が
なかなか立たないのがもどかしいですが、
帰国の際には日本でも演奏会を予定しています。
今年はライブの演奏会を
積極的に行いたいなと思っています。
色々とレパートリーを弾いてきて
やはりどうしても
J.S Bach に帰還する自分がいます。
バッハ 依存症みたいな、、。

物心ついた頃から
毎日弾いていたからなのか。
と言う事で、
今年もどんどんバッハを弾きます!



さて
昨年に加え今年も手放しで
おめでとうございますと言えない状況が
世界で起きています。
一番の気掛かりと心配は
戦争。




ロシアのウクライナ侵攻は勿論ですが、
日本でも
攻めてくる前に攻めるぞと
メディアも含めて
やたら戦争を煽る傾向に
戦慄を覚えます。
先の戦争から何も学んでいない愚かさに
ゾッとします。
戦争は始めたら最後です。
しかも日本は
先制攻撃をした過去があります。
要はロシアと同じ様な事をしてから
まだ100年も経っていない。

アメリカは中国を牽制したいので
日本を焚きつける。
でも実際もし日本が中国や朝鮮に
戦争を仕掛けたら、
多分助けてくれません。
前科のある日本は国際社会から
白い目で見られるだけです。

そもそも中国無しで
日本もアメリカも何も生産できない。
単純に考えて
例えば世界中で使っていたマスクや
検査キット、ほぼ全て中国製。

音楽で言えば、
日本企業のヤマハや、河合も、
中国の工場や部品無しで
楽器を作ることは不可能です。
設計や経営は日本と言ったって
アイデアだけでは、
机上の空論です。
別に中国の肩を持つつもりは
全然無いのですが
欧米も日本も
中国経済に依存している状況は
残念ながら現実なのです。

言葉で議論したり
友人と仲良く出来ない人が
喧嘩っ早いのと同じで、
外交能力が無い国のトップは
戦争を煽る。
犠牲になるのは常に
戦争を煽られて流された国民。
戦争はいけないと叫んだ良識派も含めて。
得するのは
ごく一部の企業のトップや
政治家のみ。

国政が腐敗すると
国民の不満をどこかに逸らしたいから
他国や他民族の所為にして
戦争を煽るのです。
歴史がそれを証明しています。

どうか一人でも多くの人が
愚かなトップや
メディアに煽られ
戦争へと流されることのないよう
祈るばかりです。
🕊








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする