倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

ロンドン貧乏音楽家のお引っ越し

2024年07月31日 | 日記
詰めても
詰めても
本、楽譜、本、楽譜と
果てしなく
本と楽譜に食べられる悪夢でも
見そうです。




ロンドン生活20年以上、
今までに11回くらい
引っ越しましたが、
今回はグランプリ級の
大引っ越しです。
なぜなら
今の所に14年弱住んでいたからです。
家具も自分達の物。

そもそも
引っ越すつもりは
あまりなかったのに
下の隣人が練習に
理不尽な文句をつけてきて
野蛮なタイプなので
落ち着いて練習出来ず
死活問題!
どーしたものか〜😵‍💫
と悶々としていた所、
バッタリ会った
ファンのおばちゃんの知り合いが
テナントを探し中で、
好条件だったので、
突如越す運びになったのです。
感謝感激🤩
ですが
家賃は上がる一方、
そして
引っ越しは
高い!
💸💸💸
業者さんに頼むのを諦め
two Men with a Van 
というサービスを予約。
近所の人や
生徒さんも
馳せ参じて下さいます。
それでも不安
😱
演奏会の為の日本行き直前、
何とか無事
乗り切りたいんですが、

一体何箱になるのか、、、
📦📦📦📦📦📦📦📦📦😵‍💫
箱に囲まれて
練習、リハーサルと
励んでおります。

特に名古屋公演、
お越し下さいませ〜!








グレーゾーン

2024年05月04日 | 日記
前日に用意しても
朝必ず一回は忘れ物を取りに戻る。
手袋と傘の紛失が日常。
家計簿がつけられない。
失言多め。
感情のコントロール苦手。

半年程前、
別件でカウンセリングを受けた際
ADHDなのでは?
と。
え!?まさか
私集中力、
記憶力はある、、筈。
でも、あれこれ
調べてみると、
色々腑に落ちます。
💡

時々
てんで頭に入って来ない項目が
あるのもそれ!?
😂
正式な診断は
とっても高額なのと
一応日常生活に支障が無い
(ややあるんですが😅)、
ので、
まあ診断は保留。
日本語だと
発達障害って言葉を使うんですね。
残酷😱
言葉の暴力の如く
既に劣等なイメージを
与えてしまっています。
英語だと
Neurodiversity のひとつ。
特にネガティブなイメージを
感じません。
まあ確かに
日本に住んでいた頃は
“変わってる“
とよく言われていました。
🤣
何がどう変わっているのか
自覚症状無し。
イギリスで生活するようになったら
もっと変な人達が
一杯いるので、
ますます自覚無しで、
独自の道をまっしぐらです。
という事で、
ありとあらゆる工夫を
試みたけれど
毎度途方に暮れるカオスと
絶望感一杯の
確定申告。


因みに
このファイルも
使わぬまま、
ネット管理も
アップも挫折。
😂
今回はちょっと早めに
始めただけでも
自分凄い👏👏👏
🤣




新年の抱負

2024年01月07日 | 日記
またまた出遅れましたが
新年の抱負を
自分を励ます意味も兼ねて公開。
何事も継続が力。
3日坊主で終わらぬようにしたいと思いますw
小さく実践出来そうな目標が大事!

12:30に寝る支度をする(夜更かし防止)

-これが結構難しい😓突如フクロウ🦉について調べまくったり、推理小説が止まらなくなったりする性質があり、時差ボケ中以外は平気で午前3時くらいまで覚醒している事も度々なのです。そして睡眠時間4-5時間で翌日大後悔。珈琲カップに鉛筆を✏️入れて生徒に笑われたり。
睡眠は大事!

筋トレとフェルデンクライスをマメに(メンテ)

-肩や首の凝りは職業病ですが、ちょこちょこ筋トレやフェルデンクライスのエクセサイズをする事で随分防止出来るので、コレも必須です!

Duolingo 継続(🇩🇪🇫🇷🇮🇹🇪🇸)
-語学を学ぶのは好きな上にDuolingoはゲーム感覚で続けられるので只今410日目です!ただし欲張り過ぎて、ドイツ語を話そうとして、Ich bin müde parce que 😂みたいにごちゃ混ぜになる傾向が、、。気をつけながら続けたいと思います。

賢者に頼る
-行き詰まった時は、去年出会ったセネカやアウレリウスのアドバイスを今年も仰ごうと思います。色々な人達(音楽家も含め)伝記も、もっと読むぞ!📕

笑う門には福来る

-ユーモアを常に忘れずに暮らしたいたいものです。
最近ちょっとハマっていたのがBBCのGhostというコメディドラマ。こんな風に亡くなった祖父や祖母達が実は近くにいて、あーだこーだ言っていたら良いな!と思いつつ楽しく観ました。そう思ったら何だか心強いじゃないですか!?

🎠塞翁が馬
-日々の⤴️&⤵️も、この言葉でしなやかに乗り切っていけたらと思います。

おっと、12:30です!
寝支度せねば!お休みなさい💤






スコットランド珍道中

2023年08月28日 | 日記
歌手の友人の誘いで
スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿へ
休暇に行って来ました。

まずはGatwick → Inverness ✈️
2時間半遅れの離陸🛫で
旅の出発から
出鼻をくじかれた感ありも
無事到着。

翌日はなんと晴天🌞!
いざネス湖へ!
友人がネス湖一周の遊覧船を
予約してくれていたのは
良いんですが、
そこまで歩くこと約2時間💦
ガイドには1時間40分とあったそうです。
背も高くて足の長い友人のペースに
ついて行くのに必死😂
色々計画立てて
チャキチャキ活動する派の友人。
旅は行き当たりばったり派の私には
上級編の休暇のスタート▶️です。


















ネス湖はなんと黒い!
ピートという土壌が原因で
水が濃い茶色になるからなのですが、
風が強くて
波が立つと
何かいそうな雰囲気満点です!
そして水深が230メートルも
あるそうです。
ネッシーがいると
信じたくなるのも納得!
やはり百聞は一見に如かずですね!
🦕
ネッシー
会えませんでしたが、
いて欲しい!
😆



翌日は
午前中に
Fairly Glen 🧚の滝へ。
深い緑に癒されました。
滝って
どこか神秘的で
心が洗われるような
パワーを貰うような
気持ちになります。








しかしこの後、、、

Inverness → Portree 
この片道コーチバス🚌3時間が
予期せぬ拷問でした。

とにかく揺れる!
凸凹クネクネ道で、
運転手も絶賛荒っぽい運転🙈
電車以外は
もれなく乗り物酔いする私には
地獄の3時間。
勿論酔い止めを飲み
2人がけを
独り占めして
横になって
ひたすら耐えましたが、
げっそりです。

パブで休憩。
ちょっと落ち着いたので
フィッシュ&チップスを。
美味しく頂きましたが、
まだやはりげっそり感あり。
食欲がなく
デカ過ぎて半分でギブアップでした。
残念




この後は
レンタカーを借りて
友人は(仏人なので)
右側ハンドル慣れない、
と言いつつ
頑張って運転。
いざB&Bへ。
着いてビックリの絶景‼️













次の日の朝食は
なんと
虹🌈まで現れ
窓から
大自然を眺めながら
頂きました。
💓
朝食の後は
絶景で有名らしい
Neist Pointへ。
友人から
「軽くちょっと歩くだけ」
と聞いていたのですが、
ちょっと=1時間
歩くだけ=雨と風に打たれながら登り降り
でした。
2人共ずぶ濡れ。
😂














この後入ったカフェの
スープが
美味しかったこと!




友人は更にもう1箇所
ハイキング🥾に行く計画を
立てていましたが、
流石に雨と風で
疲れたらしく中止。
B&Bで
ゆっくりすることに
なりました。

最終日、
午前中にハイキング🥾→
3時間のコーチバス🚌→寝台列車
というプランを提案してきた友人。
🙀
しかし起きてみると
やはり雨降り。
☔️
ずぶ濡れになった後の
コーチ3時間は
勘弁願いたいという私の懇願に
友人も納得。
午前中のハイキングは断念。
B&Bで
午前中はゆっくり。







そして例のコーチバス🚌3時間アゲイン😂
しかも
運転手が
更にグレードアップな
乱暴運転。
いつバスごと
林の中に突っ込んでも
不思議でない感じでした。
ウーっとなりつつ
ひたすら耐えるのみ。

2度とコーチには乗りたくありません。

さて
旅行のフィナーレは
カレドニアン・スリーパー
という名の
寝台列車。
Inverness → London Euston 
豪華客室、ワクワク💓でしたが
入ってみると
意外とちっちゃい。
🤣
しかも
シャワー🚿が
壊れていたのか
お湯が出ず冷水😂

ディナーは
値段の割には美味しく、
スタッフの皆さんは
とってもナイスでした。
しかし
この電車も
結構揺れました🫨
自分は電車🚆は大丈夫!と
言い聞かせて
催眠トラックを聴きながら
睡眠💤










朝食は
一杯チョイスがあったんですが
せっかくなので
スコティッシュ風を選択。
すっごい肉類攻めでした。
😂

なかなかハードで
疲れましたが
楽しい旅となりました♪
翌日は
自宅でゆったり
フルーツとトースト。
美味しい珈琲な朝食を!




休暇終了。
ロンドンの
ストレスフルな日々が
また始まります。






お洒落

2023年08月19日 | 日記

ちょっと思う所があって

アウトフィットについて

書きたいと思う。

私は舞台が、聴覚と視覚の融合でお客様に受容されると認識している。なので自分の演奏するプログラムと調和する色や素材で、着ていてcomfortable かを考えて着る物を選ぶ。

お客さん全員が自分の選択や演奏を肯定的に、受け取ってくれるとは思っていないけれど、自分自身が音楽と調和できる格好で演奏したいと心がけている。










普段からその日の気分で着る服の色や素材、形を選んで自分の気持ちをアップさせたり、お洒落を楽しむので、自然とステージに対してもそうなる。


少し脱線するけれど

イギリスに住み始めて暫くして悟ったのは、欧州では基本的にお洒落は自分軸だという事。

流行りを気にしたり取り入れたりしても常に自分が着ていてハッピーかどうかが基準。

勿論演奏会にもドレスコードはある。けれどソロのリサイタルでもお姫様ドレスを着なければいけないプレッシャーはゼロ。着たい服を着たら良いという感じだ。イギリス、欧州で出会ったスタイル抜群でお洒落な女性達は、自分のボディを肯定して、若さや美しさを楽しむスタンスでセクシーな格好をしていて、異性に媚びたり誘っている訳ではない。

ところが、日本の女性向けファッション雑誌などを見ると、お洒落がかなりの頻度で「彼氏に喜ばれる、旦那に綺麗と言われる」など、他人や異性の好みを基準にしている傾向がある。

ひょっとしたらそういう風潮が、セクシーな服を着ているのは、誘っているとか、触っても良いという意味不明な大勘違いの土台なのかもしれない。勿論そういう勘違いさんは極少数派だと信じたい。

そう、韓国人DJの胸をファンが触った事件は、私にとっては信じられない変態行為以外の何ものでもない。露出度が高い服を着ていたからと被害者を非難するような声があることにも心底驚愕している。極端な話、上半身裸で出てきても触って良いわけがない。露出度の高い格好をお洒落と思うか、悪趣味と思うか、美しいと思うかは、別問題。合意もなく胸を触る、もしくは触ろうとする行為はcivilised society では被害者がどんな格好をしていようが、レッキとした犯罪なのだ。チカンという日本語は世界で悪名高いんだけど、その恥の上塗りをする出来事だと言える。

まあ確かにどこの国でも、誇れる部分とダメな部分とがあって、完璧な国などない。

とはいえ日本における人権、特に女性やLGBTへの人権意識の低さは残念ながら今や国際社会ではよく知られている。夫婦別姓がダメなのにも象徴されている。(これまた意味不明で、いつの時代の話かと思ってしまう。)

随分と脱線したけれど

女性も男性もLGBT🏳️‍🌈の皆さんも含めて、自分が心地良いお洒落を安心して楽しめる社会、性犯罪がしっかりと罰せられる社会に日本が進化しますように!

🙏