倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

久々の薔薇園〜リージェントパーク

2022年05月31日 | 日記
ひょっとしたら7年ぶり?
かもしれません。
前回ココに書いたのは
7年前のようです。

リージェントパーク内の
Queen Mary‘s garden 薔薇園🌹。
近くに行く用事があり
ついでに立ち寄りました。






しかし昨日は
ロンドンの典型的な曇り☁️
気温も10度ちょっと。
冬の様なお天気でした。
未だ7分咲きくらいかもしれません。


“Take it Easy”😂 
励まされているようです。
ありがとう💕
薔薇の名前も
ここを散策する楽しみのひとつ。





学生の頃
行き詰まると
ここに来ていたなあと
懐かしく思い出し
時の流れを
感じるひと時でした。













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客観性の獲得

2022年05月29日 | 日記
音楽家にとって
最も要となるスキルは、
客観的に自分の演奏を聴く力だと思う。
ただし
これが1番難しい。

人間は主観的な生き物だから
100%自分を客観視するのは
不可能。

自分の演奏を録る→チェックする→さらう
→録る→チェック→さらう
これを2度くらい繰り返す。

このプロセスは
必ず自己嫌悪を伴う。
でも
良薬口に苦し。
改善出来た際には
満足感も多少味わえる。


もうひとつ必要なのは
弾いてない時も
曲の事を考える時間を
意識的に作る事。

そんなこんなで
私の場合
本番の前は
しばらく社交性が欠落する。
友人からの誘いを断り
教える仕事も
最小限に減らす。
結構孤独なり。
😂
なので
こうして書いたり、
孤独は大事だと
自分を励ます。
ついでに
何でオマエはいつも家にいるんだ?
と猫にも迷惑がられる。

そういえば
猫の目を通して
自分を眺めるのも
ある意味客観性の獲得だ。
何度読んでも
「吾輩は猫である」に惹かれる理由は
そこかもしれない。



















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小さなバロックフェスティバル

2022年05月23日 | 音楽





時々悩まされる頭痛から
やっと解放されたので、
ブログ更新中です❗️
ロンドンに戻ってきて
4日後に
とっても素敵な場所で
半日収録のお仕事がありました。
郊外の(個人宅)お屋敷で
開催されている
Vache Baroque Festival の為の
録画の第一号です。
(他にもまたアップ⤴️されて来る筈なので
後日また紹介します。)


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バロック時代の女性ジュリー・ピネル作曲。
演奏者は:
ソプラノ ヒラリー・クロニン
通奏低音はジェニー・ブロックがヴィオラ・ダ・ガンバ、私がチェンバロ。

ソプラノ歌手のヒラリー・クロニンさんは
昨年の国際ヘンデル声楽コンペティションの
優勝者。
セミファイナルの際、伴奏させて頂き
「彼女は只者ではないな
と思ったら、
やっぱり優勝🥇

来年は共にハレのヘンデルフェスティバルで
コンサートも頂いていて
一緒にお仕事していくのが
とっても楽しみな歌い手さんです💕

歌詞の内容も
美しい郊外の景色に
ピッタリで
弾いていて
タイムスリップしている感じでした。
そんな雰囲気を
お楽しみ下さい♪

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ロンドンに戻って来ると

2022年05月16日 | 日記
先ず痛感するのは、
日本は綺麗
ヒースローに着くと
毎度
な、なんか薄汚いな、
と思う。
😂
同時に
ちょっとホッとしている自分に
苦笑。

勿論綺麗な日本の方が
快適感は高い。
食べ物も
どこを見渡しても
美味しいものだらけ!








😻
一時帰国の際は
やっぱり
日本に暮らしたいかも〜
って思う。
軟水のおかげで
お肌の調子も良いし。
😂
実際夫婦で仕事さえあれば
本帰国もいいな〜と、
考える事はある。
でも
仕事無さそう
😅
そして
私達、社会不適合者に
なっちゃいそう。

在ロンドン20年+として
苦しい紛れに
この街の肩を持つと、
ロンドンの薄汚さは、
Never mind なテキトーさと
許容範囲の壮大さを
象徴している😅!?

「誰もが
自分らしく生きられる街」
ロンドン市長の
宣伝プラカードにも
書いてあった。

良くも悪くも
ここでは
細かい事を気にしていては
生きていけない。





電車はしょっちゅう遅れる。
物価も高熱費も
上がる⤴️一方。
医療制度はずっと崩壊中。
タフなこの都市に
何でずっと住んでいるのか、
我ながらしばしば呆れる。

それでも
この街が好きだなと
思う瞬間は
時折ある。










コロナ罹患中
食糧を閉店後に
1時間もかけて
届けてくれたお店の方や
(それまで面識ゼロ)、
秋に骨折した際
タダで乗せてくれた
黒タクシーの運転手さんなど
思いがけない親切が
溢れている。

オフの日にマーケットを
ふらふらしたり、
カフェで
ぼんやりしたり、
そんな時間も愛おしい。





それでもやっぱり

日本が
もう少し近かったらな
と思う。






今回北極越えで
往復フライト✈️を
長時間克服したけれど
やっぱり
遠い。









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4月22日 リサイタルの動画と音響マジック

2022年05月14日 | 音楽
4月22日、電気文化会館、
ザ・コンサートホールの
ソロ・リサイタルより
ライブ動画を3つアップします⤴️

録音して下さったエンジニアの方から
届きたてホヤホヤです💕

アンコールのゴルトベルクのアリア、
ヘンデル組曲4番と
バッハのパルティータ4番です。

素晴らしい音響のおかげか、
情熱❤️‍🔥のあまり
所々唸ったり歌ったりしている声も
しっかり入っています😅
ライブならではの
多少の音のslipなども
時折あります。
とは言え
全身全霊を込めて
弾かせて頂きました。
お楽しみ頂ければ、
幸いです💕






こちらが使用楽器を製作、調律して下さった
安達正浩様のサイトです:


更に
素晴らしい音質で録って頂けた理由を
音響の魔術師(?)KOTOBUKIの庭瀬様が
動画にして下さったので
そちらも紹介します❗️




この演奏会の実現に向けて
多大な御助力と協力をして頂きました。
主催者と後援の皆様をはじめ
心温かく応援して下さった
様々な方々への感謝の思いを大切に
今後も益々精進したいと思います!
💕
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