音楽家にとって
最も要となるスキルは、
客観的に自分の演奏を聴く力だと思う。
ただし
これが1番難しい。
人間は主観的な生き物だから
100%自分を客観視するのは
不可能。
自分の演奏を録る→チェックする→さらう
→録る→チェック→さらう
これを2度くらい繰り返す。
このプロセスは
必ず自己嫌悪を伴う。
でも
良薬口に苦し。
改善出来た際には
満足感も多少味わえる。
もうひとつ必要なのは
弾いてない時も
曲の事を考える時間を
意識的に作る事。
そんなこんなで
私の場合
本番の前は
しばらく社交性が欠落する。
友人からの誘いを断り
教える仕事も
最小限に減らす。
結構孤独なり。
😂
なので
こうして書いたり、
孤独は大事だと
自分を励ます。
ついでに
何でオマエはいつも家にいるんだ?
と猫にも迷惑がられる。
そういえば
猫の目を通して
自分を眺めるのも
ある意味客観性の獲得だ。
何度読んでも
「吾輩は猫である」に惹かれる理由は
そこかもしれない。
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