JR小海線は小海駅を小淵沢方面へ再び上り始めると千曲川を渡ります。写真で目にすることが多い橋桁に”八ヶ岳高原ライン”の文字が入ったあの橋です。信濃川上駅までのおよそ15kmの間に千曲川を7回渡ります。 シリーズ化しておいて放置すること2年半 高原列車に相応しく下流から順番に上って行こうと決めて4本目の橋まで遡上できていたのですが、5本目が地図で確認すれど何処から行けばたどりつくのかわからなかった。今回の橋は細い悪路をくだり走り、さらに人気のない足元の悪い川沿いを400m程歩かなければならない場所にあるからで、それが足を遠のかせていたのであります。 撮影地まではカメラ三脚を担いで歩きです。冬は雪が多ければ難しそう、今年は雪が少ないので冬で正解でした。草木が多い時はさぞもっと難儀だろうなと想像がつきました。 でも今回撮影地の下見が十分できました。青葉や紅葉の時に I’ll be back です シリーズ過去記事 高原列車(千曲川を渡る)4(2006-09-22 佐久海ノ口-佐久広瀬) 高原列車(千曲川を渡る)3(2006-09-09 海尻) 高原列車(千曲川を渡る)2(2006-09-05 松原湖-海尻) 高原列車(千曲川を渡る) (2006-08-08 小海-松原湖) 今回から” 高原列車(橋梁シリーズ)”のカテゴリを作りました。少しでも橋梁と一緒になっているのも含めることにし、過去記事も橋が写っているものはカテゴリに追加した。 橋梁を見つけては撮影するネタとなったのはいいが、いったい何個あるのでしょうね。 |
佐久平の郷には雪がない こんなに雪がない冬は経験したことがない 長野県内、豪雪といわれる栄村秋山郷、スキーといえば白馬のイメージ、どこも例年の1/3の積雪だという 寒さ厳しくなく、毎日毎日3月を思わせるような天気 今冬はどうしちゃったのだろう こんなに雪がない年は今年の米作りに水不足をもたらすのか心配 写真は小海線、高岩-八千穂 千曲川の流れと並走する 南側上流方向がどんどん迫って狭まっていく様子がわかる 高岩駅発 9:46小諸行き列車が雪のない山郷を走る |
八千穂駅を小淵沢方向へでてすぐに東京電力の穂積発電所がある 上流の千曲川から取水した水を調整池に貯めて落差を利用して発電する自然エネルギー発電 佐久の千曲川には発電所がたくさんある 非電化の小海線は横目で通り過ぎるだけ そして小さな動く発電所 ハイブリッドが対抗しているかのように通り過ぎてゆく |
小海線青沼駅 無人駅 冬へと一歩一歩近づくにつれ、佐久平の天気は不安定になる そしてここからは浅間山が普段は見えるのだが、浅間山は雲に隠れたままだ 小さな駅舎に似合わない大束の黄色い花、紅葉も終わり、長くなってきた影のなかで輝いて見えた ・・・・・駅を守る地域の人の優しさも |
小海線、松原湖-小海 千曲川とR141を見下ろすポイントでめっきり色を失ってしまった木々たちが寂しそうな姿になっている 葉がついている間は豊かな緑と そして赤や橙、黄色の衣装で楽しませてくれた すっかり裸の王様となってしまった大河の岸を 唯一カラフルなハイブリッド列車が通る |