月明かりもいい具合 目論んでいた浅間山と星夜は月曜からは下り坂の天気の模様 2階の物干し場から、W60のインターバル撮影でとりあえずやってみようと午前2時にタイマーセットをして見たものの、心配になって実行前に確認してみたら満充電していたはずのバッテリー表示がすっかり空っぽになっていた。マイナスの気温にW60も耐えきれなくなってしまったようだ。自然相手の撮影に安易にやるなという警告なのだ。 心入れ替えて、奮い立ち防寒対策をし、いざ目的の地へ軽トラックで出かけた 三脚セットよし、いざ! んんんっ レリーズ忘れた!! Orz リモコンの小さなボタンを、ちぎれそうな寒さの中で12分間押し続けたトホホな撮影 真っ暗でも北極星や北斗七星の北空の星たちは綺麗な夜だった 浅間山は肉眼では見えなかったが、12分間の極寒シャッターによって高峰の稜線とともにモニターに浮かび上がった 真夜中の空に浮かぶディスクオルゴールのような星空は、しんしんと冷える佐久平の夜の音を奏でるようにゆっくりと左回りで回っていったのだった |
佐久平の郷には雪がない こんなに雪がない冬は経験したことがない 長野県内、豪雪といわれる栄村秋山郷、スキーといえば白馬のイメージ、どこも例年の1/3の積雪だという 寒さ厳しくなく、毎日毎日3月を思わせるような天気 今冬はどうしちゃったのだろう こんなに雪がない年は今年の米作りに水不足をもたらすのか心配 写真は小海線、高岩-八千穂 千曲川の流れと並走する 南側上流方向がどんどん迫って狭まっていく様子がわかる 高岩駅発 9:46小諸行き列車が雪のない山郷を走る |
八千穂駅を小淵沢方向へでてすぐに東京電力の穂積発電所がある 上流の千曲川から取水した水を調整池に貯めて落差を利用して発電する自然エネルギー発電 佐久の千曲川には発電所がたくさんある 非電化の小海線は横目で通り過ぎるだけ そして小さな動く発電所 ハイブリッドが対抗しているかのように通り過ぎてゆく |
高原列車駅シリーズ2ラウンド目 シリーズ1の登場は 2007-05-19 小雨降る皐月の頃 このときは雨のせいもあって背景に浅間山が見えなかったのだが、この日はうっすらと浅間山をはじめ剣ケ峰、黒斑山、高峯山、三方ケ峰、湯の丸山から烏帽子岳まで小春日和の陽気のなかで背景となって写真に写りこんだ 前回登場したときも書いたが、羽黒下駅は鉄道模型に登場するような伝統的な形の駅舎、こげ茶色の寄棟屋根とホームに覆いかぶさった片流れの深い庇が白い壁としっくりとバランスがよく、お気に入りだ 羽黒下駅から南へ続く商店街は、昭和の味わいがあちらこちらに残るのもまたお気に入りである 小諸行きの昼下がりの列車が小さな駅舎にゆっくりと入ってきた この写真のままの構図で緑豊かな一瞬や、くっきりした青空の羽黒下駅も素敵だろうね 12s / 31s |
軌跡とは ”ある条件を満たす点の集合からできる 図形をこの条件を満たす点の軌跡という” の だそうだ web調べ 八千穂高原で硫黄岳とオリオン座を 撮った写真58枚を集合させてできた 軌 跡 きれいにつながった南天の図形 |