浅間山の山麓を走る浅間サンラインから八ヶ岳を望むと、写真では一番左端の主峰赤岳(2899m)はちょっと雲に隠れていたが、うっすらと雪化粧をしていた 浅間山麓から八ヶ岳方向は南になるので、日中はこのようなニュートラルな画になり、青白いけど暖かい印象 朝晩はちょっとストーブが欲しくなるようなこのごろでも、陽が高くなると一枚上着を脱ぎたくなるのだ 佐久平の田んぼでは、米の収穫後の藁を燃やす白い煙があちこちであがってそれが一層のどかな景色にさせている |
高原列車駅シリーズ2ラウンド目 シリーズ1の登場は2007/05/31の新緑の頃 早朝の海瀬駅、ホームには佐久市街地の高校へ向かう生徒がおしゃべりをしながら待つホームに110系がガタンゴトンとやってきた 車両と同じくらい巨大な鉄管の正体は東京電力海瀬発電所の水圧鉄管だ 雲が多い真っ白な空が背景の日にはなんだか荒廃した近未来の映画のような印象をうける 7s / 31s |
目にも鮮やかな紅葉の中を走る小海線 標高650mくらいの佐久市街地から国道142号を南下すると、標高はどんどんあがってここ松原湖-海尻間では1000mを超える 里でも一週間前はまだまだ緑が多かったのに、車窓から千曲川の両岸の里山の色づき方を見ながら走らせると、標高があがっていくごとに、秋風に乗って絵の具がポタポタ落ちて色がついたかのように緑の中に赤や黄色の色が混じってくる そして小海を過ぎて松原湖、いよいよここからは野辺山の一歩手前でピークを迎えていた あー、目が癒され、そして撮った満足感が心地よい |
イネコキに影響する秋雨が通り過ぎた ブログ過去記事を探してみると、昨年も田んぼが水鏡になるくらい雨が降った季節はずれの台風が来たのも同時期だった 2006/08/08の記事「高原列車(千曲川を渡る)」に登場した小海駅を出て最初に千曲川を渡る橋だ 観光用なのか他の千曲川を渡る橋には見られない、「八ヶ岳高原ライン」の文字が入り写欲を駆り立てる 二年前から変わったのは橋梁色、昨年ハイブリッド車両キハE200の登場と同時期で、過去の写真と比べるとどちらがいいかは意見の分かれるところ 秋雨にしっとりと山々がけぶる中、色づいた木々がまたハイブリッド車両の華やかさに似合う そういえば千曲川を渡るシリーズは最後まで撮っていなかった |