baja eye eye~~~

長野、佐久の風景をPENTAXで撮っています。 2005~

一番列車千曲を渡る

2005-12-28 | 新幹線あさま

mta051227
TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di

気温マイナス10℃。カメラ構える手が凍り付いてくる。

獲物は一瞬だ。

橋の欄干を三脚代わりにファインダーを覗いていると
くうーうーさぶーー。手がちぎれそう。
千曲川を渡る、見えない身を切るような風が気温をどんどん下げているようだ。

寒さを除ける為にフードをしてファインダーを覗いているのでファインダーが少し曇ってきた。構えているのが辛くなってきた。

そのときだっ!

橋の直前のトンネルをゴォーぉーと腹に響くレール音が川の護岸に反射してかすかに聞こえてきた。音のする方向にじっと集中する。そしてその音はどんどん大きくなっていく。シャッターを半押ししている右手に力が入った。

ファインダーの左端に光が飛び込んでくる。カシャーン。1秒、寒さで心なしかカメラが悲鳴を上げているように聞こえた。ファインダーから目を離すともうそこには光は無かった。

長野新幹線 長野6:00ジャスト発 あさま500号
夜が明け始めた佐久平の千曲川を6:27「光」となって渡る・・・・・

一年を通じて基本テーマ「浅間」を中心に構成してきた長野・佐久中心風景ブログ
今年はこの記事をもって終わりとします。
一年間ここに訪問してくださった方、そのうえさらにコメントをくれた方々、どうもありがとうございました。

来年も「つづく」 

コメント (8)
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富士と月

2005-12-27 | 風景

Mtfu051227
TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di

気温マイナス10℃。夜明け前、富士見ポイントから朝焼けの富士をと構えたら、お月様が綺麗なグラデーションのかかった空にポツンと。

ここから見える富士山とは雲の左下にちいちゃく台形の形をしたやつです。
正確な形は過去記事「仕留めたっ!Mt.富士」参照
よって中望遠以上じゃないと富士山とわかる写真は撮れませんです。肉眼ではよくわかるんですけどね。

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雪煙上げASAMA行く

2005-12-24 | 新幹線あさま

raa051224
TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di

雪が降り積もった朝、道路の雪が朝からどんよりしていた雲間から顔を出した太陽に照らされて少しずつ茶色のシャーベットに変わって行く頃、千曲川を渡る「あさま505」が雪煙を羽衣のように上げて走り抜ける。

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絵画のよう

2005-12-22 | 風景

mtal051220
TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di  東御市御牧原

冬、早朝には運良く北アルプスを遠望できることがあるが、こう赤いのは珍しい。
これも、紅浅間ならぬ、紅アルプスって呼ばれているのだろうか。
北アルプスとまではわかるのですが、詳細な山の名前まではわかりません(T_T)

絵画のように見えます。画像処理でレタッチ、フィルター操作はしておりませんです。

コメント (2)
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トワイライトゾーン

2005-12-20 | 風景

mtt051219
TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di

黄昏時

太陽が西の美ヶ原の山並みの向こうへ行ってしまった後

蒼いキャンバスに蓼科山のシルエットが黒くなっていく。

東から夜の帳(とばり)がおりてくる、その色の境目がなんともいえない。

トワイライトゾーン
Twilight zone いずれとも決めかねる中間地帯,境界領域

くーっ、ゾクゾクします。寒くて。

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