紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

暴れん坊冬将軍

2005-12-22 12:08:47 | おしごと

 朝、厳しい寒さにおそるおそるカーテンの隙間から外を見ると、雪はなく安堵。子どもたちは終業式、今年最後の登校です。
 ところが7時半頃から吹雪きだし、地面がどんどん白く。それでもたかをくくって車でゆっくりと出勤。なんと幹線道路も真っ白なので、大事をとって近道の小道はあきらめ、のろのろとそのまま走りました。
 ところがあと3分の1の道のりまで来た時、渋滞に入り込んでしまい、車の列が微動だにしません! 遅刻は確定、職場の図書室オープンに間に合うのかすら怪しくなり、あせって職場に電話。そのしばらく後なんとか車列が動き出し、踏切に入り線路上で一瞬スリップするというアクシデントはあったものの、職場まであと1分くらいの信号までたどり着きました。
 ラッキーにも青信号だったので、信号を見ながら直進していると、ふっと青信号が消え、しかもなんと黄色も点灯していない!? すべての光を消した信号を呆然と見て「うそやろ?!」と心の中で叫びつつも、なんとか交差点を無事渡る事ができ、やっと到着。職場では「非常事態なんです、非常事態!」と施設窓口担当のOさんがあわてふためいていました。「停電ですか、信号も消えてましたよ」というと「納得」というお返事。
 なんとかオープン前に図書カウンターに滑り込めたけれど、電灯は消えてるし、パソコンはピーピー警告音を発してるし、暖房もストップしているしで、図書室オープン後15分まで続いた非日常を満喫しました。
 しかしこんな悪天候の日でも新聞を読む為に日参される初老の男性が一名、オープンと同時に来室されました。う~ん、宮沢賢治さんのような方です。
 今朝は大冒険をした気分で、なぜかよくわからないままリフレッシュしました。台風が来るとわくわくする、あの気分に似てます。