紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

2年前のクリスマスプレゼント

2005-12-23 12:11:08 | 書店

 クリスマス前になると、私にブログをつくることをご自分の掲示板で提案してくださった蕃茄さん(リンク→「蕃茄庵」参照)に初めてお会いしたときのことを思い出します。

 2年前の今頃、仕事の帰りに暗くなった帰途を遠回りして、「イシオカ書店」に寄り道。その頃私が3日に一度は必ず立ち寄る本屋さん。本の趣味が似ていて、絵本の話になると思いっきり盛り上がってしまう店員のKさんの他に、その日は黒づくめの怪しい?先客が奥に。しかもお店のレジ台には、昨今イシオカ書店のHPの掲示板でわいわいと話題になっていたばかりの「前田のクラッカー」があり、Kさんが「ほら」と目の前にだしてみせてくださる。そしてうきうきと「東京からこちらに出張されていて、わざわざうちの店に寄ってくださったの。これはおみやげで持って来てくださったの。」 もう二人でうけまくりでした! 私もハンドルネームでイシオカ書店の掲示板に出没する「おしのび」(笑!)の身だったので、そのときは会釈程度で言葉をかわす事はありませんでした。
 でもその後すぐ、蕃茄さんがイシオカ書店の掲示板に来てくださったので、「あのときの!」とふか~い思い入れがある私は蕃茄庵に直行し、「蕃茄庵日録」のイシオカ書店訪問の日の日記を読んで、あまりの面白さに遡って日記をたどり、メニューページに行って旅行記を読み、リンクまでチェックし、広くて深い道楽ぶりに打ちのめされました。こんな人がいるんや~!
 おまけに日記の話題がツボにはまることはまること! もう考える間もなく勢いで掲示板に書き込んでしまいます。

 話を戻せば2年前のクリスマス。午前中にイシオカ書店に顔を出すと「紙魚子さん、クリスマスプレゼント!」とにこにこの店長とKさん。差し出されたのは「俳画カレンダー」*。「蕃茄さんが『こういうのが好きそうな方にあげてください』ってうちの分の他に送ってくださったの、はい!」

もう今はイシオカ書店は閉店され、店長はなくなったけれど。
けれど、もしかしたら第2ラウンドは全く違う形にしても、またできるんじゃないか、という気がします。不思議だけど時間がたてばたつほど、そんな思いにかられてしまいます。

 *嵐山光三郎さん、安西水丸さん、南伸坊さんがそれぞれ絵と俳句をつけた月めくりのカレンダー。超レアものです。