紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

つゆくさを見た。

2007-07-02 21:49:49 | 季節
 今朝は、今年初めてツユクサを見た。

 この調子だったら、「家政婦は見た」みたいにシリーズ化するかもしれない。これでネタに困らないぞ。うれしい。でも、ほんとはネタは毎日ある。だけど、夜になるとすっかり忘れていたりするだけ。かすかに「今日のネタはこれやね!」と朝に浮かれていた記憶だけがうっすらと残っている。かなしい。

 ゆめかうつつか、嘘かまことか、判然としないが、白い乳鉢でツユクサの青い花をすりつぶしていたような記憶がある。乳鉢というからには、場所は理科室であろう。実家に乳鉢はなかったはずだ。一体小学生の頃は、何の実験をしていたんだろう。

 丁度、高度成長期だったので、景気良く理科室の備品が増えて行き、先生も生徒も一緒になって、片っ端から使用していたのだろうか? 担任が2年連続持ち上がりの理科が専門の先生だったから、いろんな理科の機器を使ってそれはじっくり実験をした。その一環にツユクサが登場したのかもしれない。もっとも実験結果の記憶が抹消されているのが、悲しい結末だが。

 それから夏休みの早朝にも、ツユクサの群生をみながら分教場跡に集合して、ラジオ体操をした。いまなら、必ず保護者同伴だが、その頃は子どもに付き合うオトナなど、ひとりもいなかった。

 そして多分オトナが見ていたら、ひゃあ~~~と驚愕するに違いない、問題行動(その辺に捨てられていたエロマンガを男子がワイワイ覗く)や危険な遊び(けっこう高い場所から飛び降りたり、崖をよじ上ったり、ちょっとした幅のある川を飛び越えたり)をしていた。そんな夏休みを送りながらも、無事に2学期を迎えていた。

 真緑の中に、きっぱりとした、でもちょっぴり悲しげな青色のツユクサの花は思い出深くて、雑草にも関わらず、やっぱり刈り残してしまう。



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