つい先頃、蕃茄さんより
かの名作「おかあさん、げんきですか。」
が今年の日本絵本賞の大賞と読者賞を受賞しました。
ダブル受賞。つまり今年度の最強絵本です。
http://www.dokusyokansoubun.jp/ehon/
実にめでたい!!
というメールをいただいた。
「おかあさん、げんきですか。」は大変な名作である。
ということを昨年の春にブログに書いた事は、私の中では、ずいぶん昔の事のようだが、あれからまだ1年たっていないのだ。1年はあっという間だけれど、ブログでは濃密な時間が流れているのかもしれない。これは毎日ブログを書く功徳なのかも(笑)
ところでめでたいことは続くもので、今日の新聞を見て驚いた。
2006年度 第32回 木村伊兵衛写真賞受賞のうちのひとりがあの写真集「うめめ」の梅佳代さんとは! 彼女も昨年の9月にブログにて紹介させていただいた。笑いをさそうユニークな視点のご近所写真のスナップなのだ。木村伊兵衛賞なんて、かなりスゴイことです。
ところで木村伊兵衛といえば、昭和を代表するような写真家である。彼の名前を私は忘れる事はないだろう。なぜなら夫・H氏は海外ならカルティエ・ブレッソン(「決定的瞬間」という言葉を最初に言ったひとらしい)、国内なら木村伊兵衛の写真をやたら敬愛しているのだ。
が、写真集はヘタするとものすごく高い。なかなかすんなり買える代物ではない。
そんな彼に、またとないチャンスが巡って来た。20年近い昔話であるが、私との結婚がチャッチャと決まり、職場の同僚が「結婚祝い、何がいい?」とギフトカタログを持って来たらしい。彼はカタログのページを開けようともせず、言い放った。
「木村伊兵衛の写真全集、全4巻がいい!」
こうしてまんまと永年虎視眈々と狙っていた「木村伊兵衛写真全集/全4巻」をせしめたのだった。
それだけではない。結納が済んで、私の父が「結納返しは何がいいか訊いてきて」といったので、「結納返しは何がええのん?」と、素直に訊くと「結納返し相当分の金額で図書券!」「わかった」
その次に会う時に、行きつけの本屋さんヘ行き、相当分の図書券を注文すると、当然のように「いくつにお分けしましょうか?」と訊かれる。もちろん包みは一つで充分である。本屋さんはうれしい悲鳴だったが、熨斗になんと書けばいいのだろうと、ずいぶん悩んでおられた。図書券はいしいひさいちの「ドーナッツブックス」や「問題外論」、「ちくま哲学の森」や土田よしこの「愛蔵版つるひめじゃ~っ!」全3巻などなどに化けたような気がする。
次に何かギフトのチャンスがあるときには、たぶん岩波のブレッソンの写真集なのではと、予想しているのだが・・・。
かの名作「おかあさん、げんきですか。」
が今年の日本絵本賞の大賞と読者賞を受賞しました。
ダブル受賞。つまり今年度の最強絵本です。
http://www.dokusyokansoubun.jp/ehon/
実にめでたい!!
というメールをいただいた。
「おかあさん、げんきですか。」は大変な名作である。
ということを昨年の春にブログに書いた事は、私の中では、ずいぶん昔の事のようだが、あれからまだ1年たっていないのだ。1年はあっという間だけれど、ブログでは濃密な時間が流れているのかもしれない。これは毎日ブログを書く功徳なのかも(笑)
ところでめでたいことは続くもので、今日の新聞を見て驚いた。
2006年度 第32回 木村伊兵衛写真賞受賞のうちのひとりがあの写真集「うめめ」の梅佳代さんとは! 彼女も昨年の9月にブログにて紹介させていただいた。笑いをさそうユニークな視点のご近所写真のスナップなのだ。木村伊兵衛賞なんて、かなりスゴイことです。
ところで木村伊兵衛といえば、昭和を代表するような写真家である。彼の名前を私は忘れる事はないだろう。なぜなら夫・H氏は海外ならカルティエ・ブレッソン(「決定的瞬間」という言葉を最初に言ったひとらしい)、国内なら木村伊兵衛の写真をやたら敬愛しているのだ。
が、写真集はヘタするとものすごく高い。なかなかすんなり買える代物ではない。
そんな彼に、またとないチャンスが巡って来た。20年近い昔話であるが、私との結婚がチャッチャと決まり、職場の同僚が「結婚祝い、何がいい?」とギフトカタログを持って来たらしい。彼はカタログのページを開けようともせず、言い放った。
「木村伊兵衛の写真全集、全4巻がいい!」
こうしてまんまと永年虎視眈々と狙っていた「木村伊兵衛写真全集/全4巻」をせしめたのだった。
それだけではない。結納が済んで、私の父が「結納返しは何がいいか訊いてきて」といったので、「結納返しは何がええのん?」と、素直に訊くと「結納返し相当分の金額で図書券!」「わかった」
その次に会う時に、行きつけの本屋さんヘ行き、相当分の図書券を注文すると、当然のように「いくつにお分けしましょうか?」と訊かれる。もちろん包みは一つで充分である。本屋さんはうれしい悲鳴だったが、熨斗になんと書けばいいのだろうと、ずいぶん悩んでおられた。図書券はいしいひさいちの「ドーナッツブックス」や「問題外論」、「ちくま哲学の森」や土田よしこの「愛蔵版つるひめじゃ~っ!」全3巻などなどに化けたような気がする。
次に何かギフトのチャンスがあるときには、たぶん岩波のブレッソンの写真集なのではと、予想しているのだが・・・。
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