紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

妖怪人間ベム外伝

2006-08-04 23:24:40 | テレビ
 今日はほぼ一日中、家族の「パシリ」?(笑)をしていたので、車でぐるぐると走っていた。

 こういう日は主婦としては「今日はこれをしました!」と胸を張っていえるものがない。聡怩ヘもちろん手つかずだし、ごはんもまともなおかずはないし、かろうじて洗濯物は畳んだが、まだ「たんす」にまではたどり着いていない。
 とりあえず「ご命令はすべてやりましただー」と東北弁で弁明して、ぐったりな一日を終えるのだ。ま、たまにはそういう日もある。

 だから朝のうちは、「今日のブログはホネのあることを書こう!」なんて意気込んではいても、夜には疲労困憊で「もー夫婦のバカ話でお茶を濁そう」という結論にたどり着いたりする。ま、ときには??そういう日もある。

 晩ご飯のときに、テレビの話題になった。蕃茄さんのブログ『蕃茄庵日録』の8月2日の日記でNHKアーカイブスの話があったため、その話題を提供するうち、NHKの少年ドラマシリーズの名作『タイムトラベラー』の話になったのだ。

 「あのラベンダーの匂いをかいで、パリンと試験管がわれるところが好きやねん」と、うっとりと思い出す夫・H氏。

 「パリンと割れるといえば、『妖怪人間ベム』のオープニングでも、妖怪人間が出来た時に、パリンとフラスコ割ってたよね? あの実験室、人いなかったけど、妖怪人間をつくっちゃった博士っているはずやのに、おかしいと思わへん? 『シザーハンズ』の博士みたいに実験途中でぽっくりいかはったんやろか?」とNHKより遠く離れる私。

 「博士? そんなん一杯飲みに行ったにきまってるやろ!」

「ええーっ!? そしたら酔っぱらって帰って来たら、研究室むちゃくちゃやし、妖怪人間は逃げちゃったし、わやくちゃやーて思たやろなー。でも、そしたら妖怪人間が『どこで生まれたのか』知ってる人、ひとりはいるし、おかしいかなあ」

 なんとなく加藤茶がハゲかつらをかぶり、メガネとチョビひげの出で立ちで、よれよれの白衣を羽織り、酔った赤いほっぺたでお土産の寿司折りをぶら下げて実験室に帰宅し、呆然とメガネをかけ直している様子を想像してしまった。

 あのコワくて暗くて悲しい『妖怪人間ベム』にそんな外伝があったとは。(ないない) 

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