紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

オーサカキング/大阪万博篇

2006-08-03 23:40:59 | おでかけ
 オーサカキングでの私の楽しみのメインは、大阪城天守閣2Fで展示されている「大阪万博」のあれこれである。特別展「1970年大阪万博の軌跡」。たまたま新聞で紹介されていたので、せっかくだからこれは行かなくちゃ、と楽しみにしていた。もっとも天守閣2Fというスペースを考えると、あまり期待しない方が無難な気がした。だからそういう心づもりで行った。正解だったかもしれない。

 河内音頭の河内家菊水丸さんのコレクションとして、パンフレットやカタログやコンパニオンさんのサインがガラスケースに展示されていた。
 それを見ながら、Kちゃんと「うちのお父さんの方が、コレクションとしては完成度が高いかもね」と云い合う。どんだけコンパニオンのお姉さんにおねだりしたんや!というくらい、読めない字のサインがごろごろあった。彼は当時中学生ぐらいであろうか。今とおんなじ、ものおじしない性格だったのだろうか。・・・だったんだろうな。

 パンフレットや入場券や絵葉書や切手などの紙もの、コンパニオンさんの制服、リニアモーターカーの模型、岡本太郎氏の「手のいす」や「太陽の顔」などの作品もあった。2メートルはゆうにある巨大な土偶がかっこいい。
「あんなん、玄関に置いたら面白いやろなー」「そんなん浮ュて泥棒もはいらへんわ!」

 でもKちゃん、お父さんはきっと欲しがると思う。だって『件p新潮』の8月号の韓国特集を見せてあげたら、「角帽の守護神、東古都里石仏」や日本で云えば道祖神のような「チャンスン」というギョロ目の石仏を見て驚喜してたもん。「おかーさん、韓国に(石仏)買い出しに行こー!」ってゆうてはったもん。

 ところで展示品の目玉は「月の石」であるが・・・ちいさい! 透明な球体の中に入っていて、レンズ効果で大きく見えているはずなんだけど、やっぱり、ちいさい! 「月の石」以前にそれが石であることも、目をこらさなければわからないかもしれない。
 あれだけ大阪万博のときに大騒ぎされていたけれど、個人的には、なぜかさっぱり興味はなかったなあ、月の石。月球儀や月面地図の幻の世界のような海や丘の名前には魅了されたけど。「しずかの海」とか。

 それより今回は無理だったけれど、『「太陽の塔」内覧バスツアー』も6日まで開催されている。
 当時、カラフルな巨大模型を使い、進化する生命の樹をエスカレーターで登って行きながら呆然と眺めたのは、今も記憶している。当時みたものはほとんど憶えていない私にも、かなりのインパクトだったらしい。「太陽の塔」の中を内覧できるという話は聞いた事があったが、団体予約のみだったと思う。これはちょっと行ってみたかった気もする。

 突如として思い出したのだが、万博で見たもので他に何が記憶に残っているかというと、サンヨー館の「人間洗濯機(ウルトラソニックバス)」。丸い透明なお風呂が頭上にあり、モデルのお姉さんが水着姿で微笑みながら、泡立つお風呂に入っているのを、ものすごく気の毒に思いながら見上げていた。まだ男性用グラビア雑誌では、水着が主流の時代だったのだ。(女子小学生だったので新聞広告の知識しかないけど、たぶん)
 ちなみに現在は「サンヨーミュージアム」で展示されているそうである。

 あとはなぜか「モナ・リザ」。万博で見た記憶があるんだけどなあ。
 




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