紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

虫とワカサギの哀しみ。

2007-11-16 16:05:12 | ファミリー
 今朝も『ちりとてちん』で泣いて笑って「いよいよ明日が楽しみ!!」という充実したスタート。「3年前のナゾ」が解明されながらも、新たな伏線が繰り出されており、後日に明らかになるであろう事柄が、パイのように重層的な感動を期待させ、ここ!というツボで見事な科白が決まる。
 
 変奏曲のように同じモチーフが入れ替わり立ち代わり微妙に形を変えて現われ、その都度、見事にスマッシュを決める。神業のような脚本と演出に、ただただ陶酔するのみ。

 というような「高尚40%」の出出しを書いてみた。事実、熱に浮かされているのだ。

 午前中は洗濯物を干し、少し聡怩オたり片付けたりして、12時となるが、空腹感無し。あれ?と思うそばから、ダルい、という自覚症状を覚え、そのまま布団になだれ込み、しばし眠る。
 お昼を取らないまま、図書館やスーパーに出かける。やはり、ダルい。現在、大ヒット中の風邪と思われる。流行りものには縁がないと思っていたのに。迂闊。

 よろよろと帰宅し晩ご飯の用意を、と思ったが、この状態では今夜はブログは無理と判断し、夕方書いてしまうことにした。

 今日は「第2次キャベツ大戦」のその後を報告しようと思う。皆さんも、きっと大変気になるところであろう(気になるか?)。

 あんな目鼻の判らないような青虫の分際でありながら、なぜか私が日々ゲリラを仕鰍ッていることを察知した模様で、1週間もすれば、青虫たちは愚かな数匹(しかも青虫になりたてのちいさなヤツ)を残すのみとなり、ほとんどの部隊が撤退していた。よし、よし、よーし!とほくそ笑む。キャベツの平和(とH氏の心の平安)は守られた。

 が、H氏が同じ畝に育てた「結果的にマズくて食べられなかった菜っ葉」を、失敗作と認め撤去するとき、そこで50匹ほどの青虫を見たと言う。フン族のように大移動をしていたのだ。

 そんなところで、そんなマズい物を食べていたのか。冬も近くなって来たし、背に腹はかえられないもんなあ、と、一抹の不憫さを感じる。

 ところで、青虫の処分として、うちの水槽にいるワカサギたちのエジキ刑にしていたのだが、生き餌を求めるワカサギたちは、心なしか肉食獣じみてきたような動きや眼差しになったような気がする。どんどん減少する生き餌を待つワカサギたちに、満足な量を与えられない不憫さで、胸が痛む。やっぱり市販の金魚のエサで堪忍してくれ。徒に獅「物を食わせてしまったのは、彼らにとっては不幸だったのか、幸せだったのか。

 そんなメランコリーな気分の私を他所に、夫・H氏は先頃私がブログで紹介した「自己紹介工場」「能力紹介工場」に家族みんなの名前を入力して、はしゃいでいたのだった。
 H氏はHNで入力すると「貧乏なカリスマ」で、娘・Kちゃんは「高フ精神を持つ、後半強い、コワモテ(すべて100%!!)」という納得の結果を得たのだった。(正確にはコワモテではないが、はっきりものを云う精神的コワモテだな)

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