慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症
治療によって回復が可能な認知症の原因疾患の代表的なものです。
1️⃣慢性硬膜下血腫
頭を打った後3週間〜3か月程度経ってから症状が出てきます。じわじわと少しずつ続く出血が、頭蓋骨の内側で脳をおおった硬膜と脳の表面の間にたまり、脳を圧迫することが原因です。CTやMRIなどの画像検査で診断がつき、比較的簡単な外科手術で血腫(血のかたまり)を取り除くことができます。
2️⃣特発性正常圧水頭症
頭の中や脊髄を流れる髄液の流れが障害され、脳の中心にある脳室にたまった結果、まわりの脳を圧迫することにより起こります。脳質にたまった髄液をほかに逃がす手術が行われます。
〜介護職員初任者研修課程テキスト2より
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