流れ

2016年05月08日 05時55分00秒 | 少年野球

私はこの“流れ”をしばしば、試合中口にします。

ただ点を取っただけでは流れは来ません。

では、この流れをどのように自軍にもってくるのでしょうか。

 

例えば点を取っても、最後の終わり方が併殺打や走塁ミスで終わると、流れはまだおきません。

逆に、点を取られても、アウトの取り方がファインプレーで終わると、流れがグッと自軍にきます。

この流れを自軍にもってきて、相手に渡さない(主導権を握るに近いかも)ことが勝利を呼び込む秘訣です。

打撃にも押せ押せムードになり、テキサスヒットや相手エラーを誘うプレーを呼びます。

 

では逆にこの流れが相手チームに出てきた場合にはどうするべきか?

本当は主将がピッチャーや野手に声を掛けて落ち着かせる事ができれば大したもの。

しかし、中々この流れを読める小学生はいません。

そこで監督の出番です。

「タイム」をとってゆっくりマウンドへ行き(あまりゆっくりしていると主審に怒られますが)全員を集めて笑顔で指示ですが、私は大したことは言っていません。

「ここは大事な場面だ。とにかく平常心で頑張れ。リラックス!」

これだけで大分変ってくると思っています。

流れは非常に大切です。

これを読めるか読めないかで勝率は大きく変わってきます。