我がチームのキャッチャー その2

2017年06月22日 04時03分00秒 | 少年野球
前の 我がチームのキャッチャー その1の続きです。

前回からのおさらい
①盗塁の送球時にトップが作れていない。
②スローイングの為の下半身が全く動けてない。
③スローイング中のグローブのポジションが悪い。

③の左手が使えるようになったら、今度は②を指導です。
キャッチャーとして、まずランナーが出たら盗塁を気にする事です。どんなランナーでも警戒(準備)しておくことが重要です。その際、注意する事は、早く送球したい事が先行して捕球の際、体が半身になってしまう事です。
キャッチャーは先ず、ピッチャーに気持ち良く投球してもらう事が大事です。半身になると、ピッチャーの的が小さくなり、非常に投げにくくなります。従っていつも通りに正面を向いて、大きく構えてあげましょう。
次は足の動かし方です。諸説色々ありますが、まずは右足始動が一番動きやすいと思います。右足を後ろ、つまり主審側に少し引く事、そうして左足が二塁ベースにステップします。そうすれば必然的に、右肩が後ろに引かれ肩がしっかり入ります。つまり課題の②と③が同時に出来ます。後はこの動作を早くし、早くトップを作らせれば8割は終わったようなものです。

また、私がキャッチャーに必要なものは肩の強さや、送球の早さでは無いと思います。やはり一番はコントロールだと思います。どんな強肩でも、コントロールが悪ければ全く役にはたちません。ですので、私もこのキャッチャー君には常にコントロールを意識させて練習させています。

彼はまだ5年生です。凄く伸びしろのある選手ですので、じっくり&一緒に(私も)成長していきます。