2017年06月24日 04時19分00秒 | 少年野球

前にも書かせて頂きましたが、私はが嫌いです。

例えば、フリーバッティングで三振したから、または、守備でエラーをしたから外野を走らせる等。

選手も好きで三振やエラーをしている訳ではありません。

もちろん、気の抜けたプレーや怠慢が招いたエラーは、きっちり叱っていけませんが。

 

また、この罰によって試合で大きな影響が出てきます。

先のフリーバッティングで、三振をしないようなバッティングが自然と身に付き、思いっきりの良いバッティングが出来なくなります。

それが、試合に出てしまうのです。何故、初球から当てるバッティングをしているのだろう?と思い、練習を見たら理由が判りました。

 

私が監督時代には選手に「三振をしてこい。」「思いっきり3つ振ってこい!」と言っています。

確かに、ボールを当てる技術は非常に重要ですが、当てても内野ゴロでは、期待出来ません。

私はとにかく「全力スイングをしてこい!」とベンチで送り出しておりました。

結果、三振でも「良くやった!」と褒めております。

全てではありませんが、次打席では、力の抜けたスイングが出来ております。

 

選手の可能を引き出すのも監督·コーチ。選手の伸びしろを潰してしまうのも監督·コーチ。

だから、監督·コーチは重要で、しかも大変な役職です。