外野手の基礎となる捕球方法

2019年08月10日 06時15分00秒 | 少年野球

前の中継プレーでも書かせて頂きましたが、まだまだ外野の基礎ができていないと痛感する毎週です。
内野手は、エラーをしても外野手がいるから、まだ大丈夫(その考えも間違いですが…)
しかし、外野手がエラー(後逸)してしまうと、致命的なエラーになってしまいます。
だから、外野手は状況によって、捕球方法を大きく変える必要があります。
今回、それを書かせて頂く事と、前に私がグランドで外野手達に間違った教え方をしていたので、ここで訂正させて頂きます。
 
①塁上にランナーが居ない場合
塁上にランナーが居ない場合のシングルヒットは、まずはバッターランナーを2塁に行かさない事に気を付ける必要があります。
レフト、センターであれば、打球が弱ければ膝をついてでも確実に捕球して2塁に送球です。
だから、そんなに焦って返球する必要もないです。確実に捕球→2塁(中継者)へ送球する事だけ気を付けましょう。
また、長打になりそうな場合(レフトのライン際)は回り込んで、確実に中継者まで送球する事です。
ライトの場合には、ライトゴロを積極的に狙いましょう。
 
②1塁にランナーが居る場合
塁上にランナーが居た場合、シングルヒットはランナーを3塁に行かせないようにすることです。
まず、レフト・センターであれば3塁に行くことはありませんが、ライトの場合にはランナーは基本3塁を狙ってきます。
だからライトは攻め(チャージして)の捕球が必要になってきます。膝をついての捕球はありえません。
 
③得点圏にランナーが居る場合
これも②のライトへのシングルヒット同様、外野は攻め(チャージして)の捕球が必要になってきます。
特に2アウトは打ったと同時にスタートをきっている為、より一層注意をしなくてはいけない所です。
これができる外野かどうかで、外野手と中継者の捕殺が飛躍的に上がります。
 
ここからですが、私がJr外野手の選手へ指導した間違いを訂正させて頂きます。
 
スローイングへと素早く繋げるための捕球姿勢
Jrの捕球してから送球までの動作で私は以下の通り指導しました。
「捕球の際は、内野のゴロと同じで、左足を前にして捕球する。

そうすると左足が邪魔になるので、左足外側で捕球する。多少のリスク(後ろに逸らしたら大量失点)は覚悟しなくてはアウトにできない!」
こう、私は指導しましたが…色々ネットや文献を読んでみると
「外野手の場合は、フライ捕球とゴロ捕球の際の足の運びは逆になる。

フライ捕球では左足が前で捕球して、右足をステップして最後に左足をステップの3歩で送球する事が望ましい。」との事。
しかし、ゴロでは右足が前で捕球、よって左足前でボールを裁き(だから決して左足脇で捕球はしない)、左足→右足→左足で送球の4歩で送球だそうです。
(皆様、間違っておればご指摘お願い致します。m(_ _)m)
よくよく考えれば、そうした方が後逸するリスク(後逸しても左足に当たるので大きなミスにはならない)も少ないと思います。
だから、私が間違っていた事をおさらい 『フライの捕球は左足が前、ゴロの捕球は右足が前』となります!
 
以上が外野手の基礎となる捕球方法(だと思います(-_-;))です。
今夜、プロ野球を見て勉強していきたいと思います。




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