小学生の少年野球の試合、身体が大きく速いボールを投げるピッチャーと対戦することがあります。
とにかく、ストライクが入ればバットに当たることがないし、多少外れていても、ついバットを振ってしまいます。
そんな速球投手と対戦したときには、
①トップを早めに作る。
②バットを短く持つ。
相手の投手が球速が速い場合、「バットを寝かせて構えろ」という指導者がいます。
その方が振り遅れがなく、ボールに当てやすいという理由からだと思います。
ただボールにバットを当てるだけならそれでいいかもしれません。
しかし、その打ち方がその選手に合っていて、強い打球が打てるという場合以外なら、バットを寝かせて構えさせるべきではないと思います。
いつも練習をしてきた自分の構えでないと、しっかりとバットを振ることができませんし、強い打球を打つことができません。
例え、バットに当てることができても、ヒットにはならないでしょう。
相手のピッチャーのボールが速く、振り遅れてしまうのであれば、いつもより少し早めに始動して、トップの形を早く作るように言います。
いつでもバットが振れる状態で、相手の投げたボールを待つようにします。
相手のボールのスピードに関わらず、いつも同じ形でボールを待つことが大切だと思います。
あと、早めにトップを作っても振り遅れてしまうのであれば、バットを短く持つように指導します。
バットを短く持てば、スイングがコンパクトになり、速球の勢いにも負けずに弾き返すことができます。
カウントによって短く持っても良いと思います。
1球、2球とバットを振って、速球に振り遅れてしまうのであれば、ちょっとバットを短く持ってコンパクトに振り抜くようにします。
速球投手のボール対して当てにいくのではなく、トップを作るタイミングを若干早くしたり、コンパクトなスイングを心がけさせた方が良いと思います。
弾き返す気持ちで打席に立つことが、速球投手の攻略法です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます