教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

男エウリアン登場

2011-03-07 01:00:59 | オタネタ全般
絵画商法 「秋葉原駅前のエウリアン」に、男性エウリアン登場
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51233849.html



ついに男エウリアンが登場したか。
しかも野郎ばかりウジャウジャいる秋葉原に。

時代も代ったものよのぅ・・・。



かつてわたしも興味本位でエウリアンにワザと拉致されたことがある。

もちろん、
「こんなもん絶対買わねぇよ」
と最後まで思っている自信があったからこそワザと拉致されたわけであるが。
おまけに二次元ヒロイン専門の我輩の場合は色仕掛けさえ通用しないという、相手にとってはかなり都合の悪い相手である。
(相手もプロなんだから自信があるヤツ以外は真似しないように)

さて例のエウリアン。
話を聞いたところによると、1枚で何10万円もしやがる。
それが何で高いのかというと、その製法にあるという。

その製法とは、シルクスクリーン方式で、何十枚も違う色の版を重ねて塗っていく版画だからこそ高いのだとか言う。
限定数量しか生産されずシリアルナンバーつきだから希少価値があるのだとか。

しかし!

ときメモの藤崎詩織のリトグラフでさえ数万で買える。
それすら限定販売でシリアルナンバーつきである。
一般的傾向としてはリトグラフのほうがむしろシルクスクリーンより高いことが多い。
しかも当時のときメモグッズでさえボッタクリだと揶揄される値段であった(それでも当時の我々は喜んで買ったのだがw)。

絵の良し悪しにしろ、仮に製法も生産数量も同じだったとしても、わたしだったら詩織のリトグラフのほうがマシだとしか感じない。
むしろこの絵の何がそんなに良いのかを説明していただきたいと思うくらいに無価値に見える。

・・・そういうことをエウリアンのねぇちゃんに聞いたのだが。
残念ながら先に説明してくれたマニュアル通りのセリフを繰り返す以外に吐く言葉はなかった。
そもそも化けの皮を剥がされたらどうしようもないモノだからこそ、必然的にそういう対応になる。

唯一これに良いところがあるとしたら・・・
こんなもん絶対いらねぇと思うような商品なので、こういうキャッチセールスに対する耐性を高めるための初心者のための訓練の場としては有用なんじゃないかと思う。



こういうモノは原価がタダ同然(限界費用は1000円とかかな)のモノを売りつけるからボロ儲けになりそうな気がするな。
コレを買うくらいなら、ガレキの展示即売会でレジンキャストのフィギュアを買ったほうがコストパフォーマンス的にも希少性的にも100倍はマシであり、裏をかえせば値段が1/100にならないとエウリアンからは買うべきではないということだ。






数日後追記:

【エウリアン】アキバで若者らに声をかけ、高額な絵画を販売していた事業者4社を処分
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51758347.html

> アートクライミング株式会社  代表取締役 登坂富士夫  東京都台東区上野4丁目2番5号
> 株式会社アトリエ凛       代表取締役 湯川英俊    千葉県千葉市中央区富士見2丁目10番6号
> 株式会社葵美術         代表取締役 荒井伸太郎  東京都中央区銀座7丁目9番16号
> アールブリアン株式会社    代表取締役 登坂勇     東京都港区赤坂6丁目15番11号