教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

人生の安定とは何か?

2011-03-23 00:04:17 | 経済/経済/社会
会社の同僚たちが雑談しているのを横で聞いていた。

A「~を買ったんだけどさ、ホントは2.5万の○○が欲しかったんだけど、予算がなくて1.5万のを買ったんだ」
B「そうだよな~、俺どうしようかな~」

おまえら、我輩と大して給料変わらんはずなんだから、それくらい欲しいほうを買えよ!
・・・って思ったんだが。

よく考えたら、こいつら既婚なのね。

他にも、
「焼き鳥屋の前を通り過ぎるのが辛いんだよ・・・」
なんてグチも聞いた。

我輩はそんな暮らしはまっぴらゴメンだな~。

・・・いやまて。
そもそもだな、なんでこいつら、こんな人生を選択したんだ?

まあ、模範解答は
「そろそろ安定したい」
だろうな。

では。
安定とは何か?

わたしが思うに、安定とは、衣食住に困らないこと、および将来にわたってその見込みがあること・・・だと思う。
ずっと先の将来にわたり衣食住に困らないことが確定していれば、人は精神的にのんびり生きていくことができる。
それこそが安定である。

では。
先の例は安定のためと言えるのか?

もしこれが住宅ローンを返済するためにツメに火を灯すような生活を強いられているとすれば、それは安定のためかもしれない。
わたしが不動産投資をしているのも遠い将来の安定のためでもある。

しかしだね。

結婚したがために、上さんにサイフを握られ、小遣い制となり、その結果として先のような惨状になっているとしたら・・・。
それは求めた安定とは何の関係もない。

ここで1つの疑問が出てくる。
はたして結婚すると安定につながるのだろうか?

もしこれが年収300万なのに結婚式で300万使うとか言い出すような散財傾向のあるバカ女なら、まず間違いなく結婚と安定とは負の相関になる。
万が一の自分が働けなくなったときに相手に養ってもらうという保険代わりだとしても、わたしはその掛け金があまりにも高すぎてそれはペイしないと考える。
わたしの分析では結婚と安定とは相関が低いと判断する。

ではいったい結婚したいヤツの言うところの安定とは何なんだろうか?

あえて言うならば、思い当たるものが1つだけある。
それは、共産主義社会における奴隷の安寧である。
そこでは自分の裁量が全くない人生の対価として、人生の全てを人に管理してもらえるという報酬が与えられる。
世の中には意外にこういう社会を好んで受け入れたがる人もいる。

だが、わたしにはそれは受け容れられない。
そういう違いなのかもしれないな。