「アメリカがデフォルトするかもしれない」
なんだかもう「毎度おなじみちり紙交換です」に近いくらい茶番化しているような気がしないでもないようなだが。
まあそれは置いといて。
「アメリカの国債をいちばんたくさん持っている日本が一番大きな被害を受ける! 日本もデフォルト必至!」
なんて言っているヤツもいるが。
これは本当か?
何がどうなるかを順番に考えてみれば何かわかるかもしれない。
とくにアメリカの外で何が起きるかを重点的に想定してみよう。
まずはじめに起きることは?
アメリカの法律で決められた政府債務の上限に達する。
すると新たに米国債を発行できなくなる。
ということは合衆国政府の手持ちの現金があっという間に底をつくので、
つまり政府からの支払いがなくなる。
これによってまずはじめにダメージを被る者は?
米国政府から支払いが来るのを待っている人。
ひらたくいえば米国政府の債権者。
つまり米国債保有者。
米国債保有者は満期に償還がなかったらどういう行動に出る?
米国債保有者は米国債保有者で自分のかかえている債務が到来したら支払わなければならない。
そのために換金する予定だった米国債があてにならないとすれば、他から調達してこなければならなくなる。
短期的にドルを貸していたヤツへは
「いま俺もドルの手持ちがないから次はおまえには貸せない」
となる。
つまり米国債保有者がドルを貸している他のヤツにしわ寄せが来る。
それは誰か?
アメリカ国内の債務者はもちろんそうだが、それはアメリカ国内なのでとりあえず置いといて国外の話をしよう。
アメリカ国外でいえば、外国にドルを貸しているよりも、外国にドルを借りているほうが額が多いヤツがよりダメージを食らうわけだ。
では日本はどうか?
日本は
「おまえ俺のドル返せ!」
と言う立場にある。
日本がいちばんたくさん米国債を持っていることからして損害額は日本がいちばん大きくなる可能性はある。
だがいちばんヤバいのは日本ではない。
「おまえ俺のドル返せ!」
と言われる立場にある側のヤツで、かつ代物弁済できるモノも持っていない国のことだ。
そういう国はあっという間にデフォルトの瀬戸際に追い詰められる。
とはいっても米国債の償還がしばらく滞るだけであって、直ちに評価額が$0になりはしないような気がするが。
だいたいドルに代わる決済の手段なんてそうない。
金(gold)を現金輸送車で持ち運んで決済するなんてのはナンセンスだしさ。
決済の手段としてもドルではなく米国債をそのまま受け渡しする世の中になるなんてことも十分考えうる。
そのときの評価損がそれほど大きくなければ、日本の資産の毀損はそれほど大きくはならない可能性もある(とはいっても日本経済はリーマンショック級またはそれ以上の冷え込みを食らう)。
では通貨はどうなる?
大半の新興国はドルを借りるほうが多いこともあって、大半の新興国通貨は対ドルで大幅下落する。
「アメリカが破産したからウォンで持っていた資産が紙切れになった」
という一見ツジツマが合わないようなことがふつうに発生する。
貿易の決済で使える通貨なら紙切れになるなんてことにはならないはずだ。
支払いを受ける立場の側にとっても、ドル以外に流通する(自分が支払う立場になったときでも貿易の決済に使える)通貨で支払いを受けることには意味があるからだ。
その条件に文句なしに当てはまるのはユーロと円。
元も当てはまるような気がする。
とはいってもユーロや円が対ドルで値上がりするか値下がりするかまではよくわからない。
ただしユーロや円は対ドルで紙切れになるほど絶望的に暴落するとは想定していない、とは言っておく。
もしアメリカのデフォルトに備えるなら。
もし円やドルではない第三国の通貨に避難させようとするなら。
よく考えてから始めたほうがいい。
金(gold)に避難することには意味があるかもしれない。
ドルを札束でタンス預金することには意味があるかもしれない。
だがくれぐれもウォンの外貨預金で避難した気にはならないように。
なんだかもう「毎度おなじみちり紙交換です」に近いくらい茶番化しているような気がしないでもないようなだが。
まあそれは置いといて。
「アメリカの国債をいちばんたくさん持っている日本が一番大きな被害を受ける! 日本もデフォルト必至!」
なんて言っているヤツもいるが。
これは本当か?
何がどうなるかを順番に考えてみれば何かわかるかもしれない。
とくにアメリカの外で何が起きるかを重点的に想定してみよう。
まずはじめに起きることは?
アメリカの法律で決められた政府債務の上限に達する。
すると新たに米国債を発行できなくなる。
ということは合衆国政府の手持ちの現金があっという間に底をつくので、
つまり政府からの支払いがなくなる。
これによってまずはじめにダメージを被る者は?
米国政府から支払いが来るのを待っている人。
ひらたくいえば米国政府の債権者。
つまり米国債保有者。
米国債保有者は満期に償還がなかったらどういう行動に出る?
米国債保有者は米国債保有者で自分のかかえている債務が到来したら支払わなければならない。
そのために換金する予定だった米国債があてにならないとすれば、他から調達してこなければならなくなる。
短期的にドルを貸していたヤツへは
「いま俺もドルの手持ちがないから次はおまえには貸せない」
となる。
つまり米国債保有者がドルを貸している他のヤツにしわ寄せが来る。
それは誰か?
アメリカ国内の債務者はもちろんそうだが、それはアメリカ国内なのでとりあえず置いといて国外の話をしよう。
アメリカ国外でいえば、外国にドルを貸しているよりも、外国にドルを借りているほうが額が多いヤツがよりダメージを食らうわけだ。
では日本はどうか?
日本は
「おまえ俺のドル返せ!」
と言う立場にある。
日本がいちばんたくさん米国債を持っていることからして損害額は日本がいちばん大きくなる可能性はある。
だがいちばんヤバいのは日本ではない。
「おまえ俺のドル返せ!」
と言われる立場にある側のヤツで、かつ代物弁済できるモノも持っていない国のことだ。
そういう国はあっという間にデフォルトの瀬戸際に追い詰められる。
とはいっても米国債の償還がしばらく滞るだけであって、直ちに評価額が$0になりはしないような気がするが。
だいたいドルに代わる決済の手段なんてそうない。
金(gold)を現金輸送車で持ち運んで決済するなんてのはナンセンスだしさ。
決済の手段としてもドルではなく米国債をそのまま受け渡しする世の中になるなんてことも十分考えうる。
そのときの評価損がそれほど大きくなければ、日本の資産の毀損はそれほど大きくはならない可能性もある(とはいっても日本経済はリーマンショック級またはそれ以上の冷え込みを食らう)。
では通貨はどうなる?
大半の新興国はドルを借りるほうが多いこともあって、大半の新興国通貨は対ドルで大幅下落する。
「アメリカが破産したからウォンで持っていた資産が紙切れになった」
という一見ツジツマが合わないようなことがふつうに発生する。
貿易の決済で使える通貨なら紙切れになるなんてことにはならないはずだ。
支払いを受ける立場の側にとっても、ドル以外に流通する(自分が支払う立場になったときでも貿易の決済に使える)通貨で支払いを受けることには意味があるからだ。
その条件に文句なしに当てはまるのはユーロと円。
元も当てはまるような気がする。
とはいってもユーロや円が対ドルで値上がりするか値下がりするかまではよくわからない。
ただしユーロや円は対ドルで紙切れになるほど絶望的に暴落するとは想定していない、とは言っておく。
もしアメリカのデフォルトに備えるなら。
もし円やドルではない第三国の通貨に避難させようとするなら。
よく考えてから始めたほうがいい。
金(gold)に避難することには意味があるかもしれない。
ドルを札束でタンス預金することには意味があるかもしれない。
だがくれぐれもウォンの外貨預金で避難した気にはならないように。