20年前の日本、それが韓国

かつて20年ほど前、日本には受験戦争という言葉があった。
だが今はそれほど使われていない。

なぜか？

「クリエイティブな発想やイノベーションは詰め込み教育特化型人間からは生まれない。
日本史の年号をおぼえるために人生を費やすより、その時間を使っておまえしかできないことをやってみせろ！」
という発展的解消思考。

「いい大学出て一流企業に勤めて終身雇用でっていう古き良き時代は終ったのさ。
どうせ俺たちは（以下略）」
というネガティブ思考。

まあ、そこにはいろいろある。

受験戦争や学歴至上主義がなくなったことを示す確固たる証拠がある。
大学全入時代はとうとう来なかったということだ。

しかし！

その20年ほど前の日本の亡霊がまだ生きているフシギな国がある。

それは・・・。
韓国である。



【韓国】プア～な韓国人たち、ただいま急増中…ハウスプア、レンタルプア、ベイビープア、エデュプア、ワーキングプアetc
http://toanewsplus.blog60.fc2.com/blog-entry-1748.html



英語幼稚園での英語教育に年140万円（韓国人にとって年収の半分以上）も使い、
なおかつ英語幼稚園だけでは母国語をマスターできなくなるので朝鮮語の塾にまで通わせるという。



9万人が受験したサムスン採用統一試験とは？　漢字、数学、常識、状況判断・・・過去問集に専門塾まで
http://news.biglobe.ne.jp/international/1016/jbp_131016_1903502678.html



大学受験だけでなくサムスンの入社試験のための問題集や模試や塾まであり、１時間１万円も支払っているという。



にもかかわらず！

大卒の正社員率は10％程度、コンビニのバイトまで含めて就職率は50％という。
日本が20年前の体制のまま今に至るとこうなるんじゃなかろうかと思える惨状だ。
（とはいっても勝組財閥企業の正社員になれれば給料は日本とそれほど大きくは変わらないくらいもらえるらしいが）

韓国では、語学留学のための休学、徴兵、浪人など含めると、就職時点で30歳弱というのもよくある話らしい。
にもかかわらずサムスンなど45歳定年なんて言われる雇用状況である。

こんな状況で園児の英語教育に年140万円かけてペイするのか？

一般論として、教育への投資は、それ以外のもの（たとえば不動産投資）に比べれば遥かに効果的で、かつ相続税もかからないという、理想的な投資先であると考えられているといってもいい。
だが、どれだけ銭をかけても銭をかけただけ回収できるなんて、そんなバカな話はあるまい。

では、どうしてこうなった？

そもそも韓国には自分で何かを創造するという行為はない。
だから裏を返せば、どんなに無能でも学歴さえつけば、人さま以上の安泰な人生を送れるはずだという、日本が20年前に捨て去った体制を選択する以外、他の人生を想像できないのだろう。

韓国はＩＱテストの模試まである国であり、かつ就職のために美容整形する国である。
これらの事象も全てが同じ根本原因から生み出されるものだ。
韓国ではありとあらゆるものが画一的なため、全員が同じ土俵（詰め込み教育など）で勝負しようとした結果がこれなのだ。



日本では
「俺はアニメーターになる！　代アニに行くぜ！」
と言えば
「よしがんばれ！　大学へ行く俺たちよりいばらの人生だろうけど、おまえの名前がＥＤのクレジットに載る日を待ってるぜ！」
と言ってもらえる。
普段は気にもとめないことだが、この社会の許容度はすばらしいことだ。

だが韓国ではそうではなかろう。
「なんだ大学はあきらめたのか。この負け犬め」
というのが韓国式の道徳観だ。
（日本でもそういうところが無いとは言わんが）

韓国からは庵野秀明氏みたいなとびきり変なヤツ（※褒めてます）は現れない。
誰だって韓国に生まれたくはないと思うはずだ。