艦これ2015年春イベント。
ついにイベント前夜である。
これまでの戦禍を潜り抜けてきた歴戦の猛者ども、準備はよろしいか?
…と聞くのは今回にかぎっては酷やもしれぬ。
なぜか?
今回は備蓄にしくじった提督が多そうな印象があるからだ。
イベント開始が28日。
それまで世評では
「運営は大規模なんて言ってないし~」
という雰囲気だった。
なんせ冬は資源は2万でいいのよ教の教義が事実だったゆえ、
ニコ生などで見るに、その時点での備蓄が4万台という提督がけっこういるように見える。
して24日の発表。
「比較的大規模なイベント」
どうよこれは?
2014年夏イベント以来の規模で来るのは確実である。
当時我輩は資源を6.5万消費し、ようやく攻略に成功した。
それを鑑みるに、資源6万が推定消費量、のこり2万になった時点で乙に切り替えるとすれば、必要とする備蓄は8万、推奨値でいえば10万だろう。
先週末の時点で4万台の提督氏、そんな備蓄で大丈夫か?
イベント前夜にして既に敗色濃厚な提督たちもいるのではないかと危惧する。
当鎮守府では、公式twitterでイベントの存在が匂わされた3/18頃からさほど遅れずに備蓄を開始。
もっとも早くて4/17イベント開始を想定し、その時点で備蓄8万を目標としていた。
4/17イベント開始であれば匂わせるタイミングからいって恐らく中規模、4/24以降であれば大規模の可能性が大いにあり、そう予測しており、世評のように中規模になるはずだとは考えていなかった。
また今回にかぎっていえば、菱餅騒ぎ終了時点で燃料弾薬をほぼ使い切ったものの、ボーキサイトだけは6万も備蓄が残っており、最も備蓄しにくいボーキサイトの備蓄のためだけの遠征を必要としなかったという点が優位に働いた。
史実においては、
ドイツにおける戦車や航空機の集中運用により無敵の防御力を自負していたフランスを瞬殺した電撃作戦、
艦載機を集中運用してみせ戦艦を一瞬で無用の長物化させた真珠湾攻撃、
T字有利を発明し空前絶後の完全勝利が発生した日本海海戦など、
戦術の優劣による戦果が強調される傾向にある。
しかし実際は最も地味な兵站こそが雌雄を決する鍵である。
かつて大日本帝国軍が最も苦しんだのは敵の米帝プレイによる物量の差ではなく通商破壊による兵站の壊滅であった。
世界最強の米帝様がベトナムに敗北したのは、政治的理由により敵の兵站戦の破壊工作に制約を受けていたからだ。
飽食の時代に生まれた我々は、燃料の一滴は血の一滴などという物資の不足を理解できない。
そんな我々の最も慢心しやすいものこそが兵站である。
ついにイベント前夜である。
これまでの戦禍を潜り抜けてきた歴戦の猛者ども、準備はよろしいか?
…と聞くのは今回にかぎっては酷やもしれぬ。
なぜか?
今回は備蓄にしくじった提督が多そうな印象があるからだ。
イベント開始が28日。
それまで世評では
「運営は大規模なんて言ってないし~」
という雰囲気だった。
なんせ冬は資源は2万でいいのよ教の教義が事実だったゆえ、
ニコ生などで見るに、その時点での備蓄が4万台という提督がけっこういるように見える。
して24日の発表。
「比較的大規模なイベント」
どうよこれは?
2014年夏イベント以来の規模で来るのは確実である。
当時我輩は資源を6.5万消費し、ようやく攻略に成功した。
それを鑑みるに、資源6万が推定消費量、のこり2万になった時点で乙に切り替えるとすれば、必要とする備蓄は8万、推奨値でいえば10万だろう。
先週末の時点で4万台の提督氏、そんな備蓄で大丈夫か?
イベント前夜にして既に敗色濃厚な提督たちもいるのではないかと危惧する。
当鎮守府では、公式twitterでイベントの存在が匂わされた3/18頃からさほど遅れずに備蓄を開始。
もっとも早くて4/17イベント開始を想定し、その時点で備蓄8万を目標としていた。
4/17イベント開始であれば匂わせるタイミングからいって恐らく中規模、4/24以降であれば大規模の可能性が大いにあり、そう予測しており、世評のように中規模になるはずだとは考えていなかった。
また今回にかぎっていえば、菱餅騒ぎ終了時点で燃料弾薬をほぼ使い切ったものの、ボーキサイトだけは6万も備蓄が残っており、最も備蓄しにくいボーキサイトの備蓄のためだけの遠征を必要としなかったという点が優位に働いた。
史実においては、
ドイツにおける戦車や航空機の集中運用により無敵の防御力を自負していたフランスを瞬殺した電撃作戦、
艦載機を集中運用してみせ戦艦を一瞬で無用の長物化させた真珠湾攻撃、
T字有利を発明し空前絶後の完全勝利が発生した日本海海戦など、
戦術の優劣による戦果が強調される傾向にある。
しかし実際は最も地味な兵站こそが雌雄を決する鍵である。
かつて大日本帝国軍が最も苦しんだのは敵の米帝プレイによる物量の差ではなく通商破壊による兵站の壊滅であった。
世界最強の米帝様がベトナムに敗北したのは、政治的理由により敵の兵站戦の破壊工作に制約を受けていたからだ。
飽食の時代に生まれた我々は、燃料の一滴は血の一滴などという物資の不足を理解できない。
そんな我々の最も慢心しやすいものこそが兵站である。