教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

他力本願すぎる主人公

2009-04-28 00:01:26 | オタネタ全般
欧米ではドラえもんはほとんど知られていないらしい。
なぜなら、欧米は自立心というのを大切にしているらしく、他力本願の極みであるのび太はダメ男の典型なのだそうな。したがって、ドラえもんは教育上良くないのだとか。

日本ではドラえもんは他力本願という意味での批判は聞いたことがない。
そのかわりポケモンが他力本願だとかの批判をたまに聞く。

かれらの批判はこうだ。
「自分はなにもせず手下にだけ戦わせて、おまえは恥ずかしくないのか!」
なのだとか。

じつはこの「自分はなにもせず手下にだけ戦わせて」的なアニメはなにもポケモンに始まったことではない。
実はアニメ版の悪魔くんが最初なのではないかと疑っている。

悪魔くんは12使徒という手駒のモンスターを引きつれ、手下にだけ戦わせて済ます。
まさにポケモンのコンセプトそのままだ。

1989年に放送されたアニメ版の悪魔くんを見て育った当時の子供たち、そして今の大人たち。
ちょいと深読みしすぎかもしれんが、実はこのコンセプトをそのまま受け継いで大人になったのではないかと邪推してしまうような類似現象が日本でおきている。
もちろんポケモンのことではない。

それはアレだ。
メイドさんだ。
我が家にひとりメイドさんが欲しいというやつだ。
「自分はなにもせず手下(メイドさん)にだけ戦わせて(じゃないけど何でもやらせて)・・・」
ということ。

むかしの漢のロマンはこうではなかった。
むかしの漢のロマンとは、冒険であり、武力であり、強靭さであり、勝利であり、正義であった。
かつていにしえの時代、ジャンプは漢のロマンだった。

いつの間にか漢のロマンはメイドさんになっていた。
いま、漢のロマンはエロゲになった。

ポケモン世代はどうなのだろうか。
わたしは我が祖国の未来を心配せざるを得ない。おおげさすぎか(笑)。



けど、うちにもメイドさん欲しいけどね。
リアルの女がメイド服着たようなホンモノのメイドさんだったらタダでもいらんけど。


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