「○○、30ドル、××、プライスレス」
かのマスターカードのCMの一節である。
「お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカードで。」
と言いたいらしいのだが。
しかし!
わたしはこのプライスレスという言葉を安易に使う風潮が嫌いである。
プライスレス反対派とでもいったところか。
なぜか?
プライスレスというものは世の中にほとんど無いからだ。
たとえばハワイにでも旅行に行ったとしよう。
銭は安くあげれば10万くらいだろうか。
しかし行ってきた人の感動はプライスレス。
・・・なのか本当に?
10万なら気軽に行ける。
なので実際に行く人はそれなりに多い。
しかし、これが100万だったらどうだろうか。
100万ならちょっと決断に勇気が必要になるし、悩んでやめるパターンのほうが多かろう。
じゃあ、これが1000万だったらどうだろうか。
ふつう行かない。
サラ金から1000万借りたらたぶん月25万くらいの支払いになるわけで、頭蓋骨に脳ミソが詰まっている人ならふつうしない決断だ。
ということは、どういうことか?
ハワイ旅行で得られた一見プライスレスな感動は、実は10万以上1000万未満のどこかの値がつくということだ。
旅行は銭で換算可能だ。
それはわかった。
しかし!
愛は銭で換算できないものではないのか?
ちょっと考えてみよう。
仮にあなた(♂)が惚れて口説き落とした女が、実は3000万円の借金があったとするとどうだろうか?
ようするに、目の前の女と3000万円の借金の抱き合わせ販売である。
もしそれで、あなたが
「2人の間に愛があればそんなもの関係ないよ!」
と言えるなら、それはほんとうにプライスレスな価値のある女だろう。
しかし!
大変残念なことに、世の中はそうではない。
それは立場を逆にすればわかりやすい。
仮にあなた(♂)が長期間失業中で、貯金が2000円しかなく、親の元でニートとして暮らしているとしたらどうだろうか?
さらに加えて、FXか何かでしくじって数100万円の借金まであるとしたらどうだろうか?
せっかくの惚れて口説き落とした女は、まず間違いなく蒸発する。
(理論上は絶対ではないはずだが、蒸発しない確率は3σを下回るのではなかろうかね…)
世間の女は結婚相手について年収で足切りする。
そこでは
「2人の間に愛があればお金なんて関係ないよ!」
という言葉はファンタジーとしてしか聞いてもらえない。
つまるところこれは、『愛の値段は年収○○○万円』という値段がついてしまっているということだ。
だからプライスレスという言葉がとても珍妙な響きにしか聞こえないから嫌なのだ。
愛に値段はつけられない。
・・・それを地で証明できる者は少ない。
ひょっとしたら・・・
それを証明できる者は二次元に住まう者のみかもしれない。
たとえば我輩。
我々は二次元の女の子からは価値がつくものは何も受け取らない。
ただ、笑顔を見て、姿を愛でて、癒しをもらうだけだ。
「そんなものには価値はない」
そう世間のヤツらは言うではないか。
しかし!
だからこそ!!
これは真の意味でプライスレスな愛なんだ!!!
プライスレス。
いったいこの言葉がふさわしい場所はどこなのか?
きっと、浪費家がサイフを開くいいわけに使うのが最適な用法だろう。
かのマスターカードのCMの一節である。
「お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカードで。」
と言いたいらしいのだが。
しかし!
わたしはこのプライスレスという言葉を安易に使う風潮が嫌いである。
プライスレス反対派とでもいったところか。
なぜか?
プライスレスというものは世の中にほとんど無いからだ。
たとえばハワイにでも旅行に行ったとしよう。
銭は安くあげれば10万くらいだろうか。
しかし行ってきた人の感動はプライスレス。
・・・なのか本当に?
10万なら気軽に行ける。
なので実際に行く人はそれなりに多い。
しかし、これが100万だったらどうだろうか。
100万ならちょっと決断に勇気が必要になるし、悩んでやめるパターンのほうが多かろう。
じゃあ、これが1000万だったらどうだろうか。
ふつう行かない。
サラ金から1000万借りたらたぶん月25万くらいの支払いになるわけで、頭蓋骨に脳ミソが詰まっている人ならふつうしない決断だ。
ということは、どういうことか?
ハワイ旅行で得られた一見プライスレスな感動は、実は10万以上1000万未満のどこかの値がつくということだ。
旅行は銭で換算可能だ。
それはわかった。
しかし!
愛は銭で換算できないものではないのか?
ちょっと考えてみよう。
仮にあなた(♂)が惚れて口説き落とした女が、実は3000万円の借金があったとするとどうだろうか?
ようするに、目の前の女と3000万円の借金の抱き合わせ販売である。
もしそれで、あなたが
「2人の間に愛があればそんなもの関係ないよ!」
と言えるなら、それはほんとうにプライスレスな価値のある女だろう。
しかし!
大変残念なことに、世の中はそうではない。
それは立場を逆にすればわかりやすい。
仮にあなた(♂)が長期間失業中で、貯金が2000円しかなく、親の元でニートとして暮らしているとしたらどうだろうか?
さらに加えて、FXか何かでしくじって数100万円の借金まであるとしたらどうだろうか?
せっかくの惚れて口説き落とした女は、まず間違いなく蒸発する。
(理論上は絶対ではないはずだが、蒸発しない確率は3σを下回るのではなかろうかね…)
世間の女は結婚相手について年収で足切りする。
そこでは
「2人の間に愛があればお金なんて関係ないよ!」
という言葉はファンタジーとしてしか聞いてもらえない。
つまるところこれは、『愛の値段は年収○○○万円』という値段がついてしまっているということだ。
だからプライスレスという言葉がとても珍妙な響きにしか聞こえないから嫌なのだ。
愛に値段はつけられない。
・・・それを地で証明できる者は少ない。
ひょっとしたら・・・
それを証明できる者は二次元に住まう者のみかもしれない。
たとえば我輩。
我々は二次元の女の子からは価値がつくものは何も受け取らない。
ただ、笑顔を見て、姿を愛でて、癒しをもらうだけだ。
「そんなものには価値はない」
そう世間のヤツらは言うではないか。
しかし!
だからこそ!!
これは真の意味でプライスレスな愛なんだ!!!
プライスレス。
いったいこの言葉がふさわしい場所はどこなのか?
きっと、浪費家がサイフを開くいいわけに使うのが最適な用法だろう。
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