エイティングという企業、聞いたことあるだろうか?
「8ing」というロゴのほうがなじみがある人も多いかもしれない。
エイティング、それは・・・
会社設立とほぼ同じくして投入されたにもかかわらず渾身の出来だった「魔法大作戦」、シューティング史に今なお語り継がれる伝説の名作「バトルガレッガ」、これぞエイティングとシューターなら唸りたくなる「バトルバクレイド」。
数々の名作シューティングを投入したソフトハウスである。
(本来それを語るにはライジングについても書かねばならないのだが、長くなるので割愛する)
しかし・・・
近年全く姿を見なくなった。
世のシューターたちはエイティングの話をするとき、
「ああ、あれはいいものだった・・・」
と、遠い目をしてかつての戦いに明け暮れた日々を思い出すのが常だ。
8ingはどこへいった?
これは、シューターたちの頭の片隅に常にある問いである。
だが・・・
それは意外なところで帰ってきた。
ケイブから投入された「鋳薔薇」というシューティングである。
鋳薔薇はケイブらしからぬシューティングだった。
そして、8ing臭がこれでもかとどぎつく香った。
「そうか、エイティングのシューティングはケイブへと受け継がれたのか・・・」
わたしはそう思っていた。
しかし!
なんと驚くべきことに、エイティングはまだあったのだ!
失礼ながら(笑)。
Webサイトを見てみる。
処女作(と思われる)魔法大作戦はまだ多少扱いが残ってはいるものの、バトルガレッガは公式サイトすら存在せず何かそんなのもあったらしいくらいのぞんざいな扱いで、バトルバクレイドにいたっては存在自体が抹消されている。
たしか10年前には公式サイトは実在していたはずだ。
エイティングはゾンビのように生き残っているだけなのか?
いやそんなことはない。
従業員は200人を超え、マザーズに上場を果たし、なおかつケイブより時価総額が大きい。
リーマンショックを乗り越えここ10年間は黒字をキープしているという、失礼ながら意外なまでに順調な会社であった。
そしてその実態は・・・
「タツノコ VS. CAPCOM」など、カプコンから丸投げ受注して作り上げるほどの実力を持ちえているし、現在のカプコンの看板商品モンハンの移殖まで請け負う地位になっている。
かと思えば、そのスジでは有名な「プロゴルファー猿」、ファミ通のクロスレビューで理論上存在しうるとしか語られてこなかった3/3/3/3という驚愕の歴代最低点を叩き出し、「メジャーWii パーフェクトクローザー」という人外魔境の強敵がいなければクソゲーオブザイヤーを受賞したであろうと言われるあの作品、これもエイティングが作ったものだった。
ナゾだ・・・。
ケイブを見れば、かつてはジュエリーの製造販売にまで手を染めるほど迷走し、そして本業に回帰してきた。
だがエイティングの場合はそれとは異なり、創業時からは完全に業種を転換したというほうが的確だと思われる。
それからわかること。
我々が愛したかつてのエイティングはそこにはないということだけは明らかだ。
「8ing」というロゴのほうがなじみがある人も多いかもしれない。
エイティング、それは・・・
会社設立とほぼ同じくして投入されたにもかかわらず渾身の出来だった「魔法大作戦」、シューティング史に今なお語り継がれる伝説の名作「バトルガレッガ」、これぞエイティングとシューターなら唸りたくなる「バトルバクレイド」。
数々の名作シューティングを投入したソフトハウスである。
(本来それを語るにはライジングについても書かねばならないのだが、長くなるので割愛する)
しかし・・・
近年全く姿を見なくなった。
世のシューターたちはエイティングの話をするとき、
「ああ、あれはいいものだった・・・」
と、遠い目をしてかつての戦いに明け暮れた日々を思い出すのが常だ。
8ingはどこへいった?
これは、シューターたちの頭の片隅に常にある問いである。
だが・・・
それは意外なところで帰ってきた。
ケイブから投入された「鋳薔薇」というシューティングである。
鋳薔薇はケイブらしからぬシューティングだった。
そして、8ing臭がこれでもかとどぎつく香った。
「そうか、エイティングのシューティングはケイブへと受け継がれたのか・・・」
わたしはそう思っていた。
しかし!
なんと驚くべきことに、エイティングはまだあったのだ!
失礼ながら(笑)。
Webサイトを見てみる。
処女作(と思われる)魔法大作戦はまだ多少扱いが残ってはいるものの、バトルガレッガは公式サイトすら存在せず何かそんなのもあったらしいくらいのぞんざいな扱いで、バトルバクレイドにいたっては存在自体が抹消されている。
たしか10年前には公式サイトは実在していたはずだ。
エイティングはゾンビのように生き残っているだけなのか?
いやそんなことはない。
従業員は200人を超え、マザーズに上場を果たし、なおかつケイブより時価総額が大きい。
リーマンショックを乗り越えここ10年間は黒字をキープしているという、失礼ながら意外なまでに順調な会社であった。
そしてその実態は・・・
「タツノコ VS. CAPCOM」など、カプコンから丸投げ受注して作り上げるほどの実力を持ちえているし、現在のカプコンの看板商品モンハンの移殖まで請け負う地位になっている。
かと思えば、そのスジでは有名な「プロゴルファー猿」、ファミ通のクロスレビューで理論上存在しうるとしか語られてこなかった3/3/3/3という驚愕の歴代最低点を叩き出し、「メジャーWii パーフェクトクローザー」という人外魔境の強敵がいなければクソゲーオブザイヤーを受賞したであろうと言われるあの作品、これもエイティングが作ったものだった。
ナゾだ・・・。
ケイブを見れば、かつてはジュエリーの製造販売にまで手を染めるほど迷走し、そして本業に回帰してきた。
だがエイティングの場合はそれとは異なり、創業時からは完全に業種を転換したというほうが的確だと思われる。
それからわかること。
我々が愛したかつてのエイティングはそこにはないということだけは明らかだ。
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