食玩フィギュアをよく見てみよう。
横から見ると、うっすらと縦にスジが入っているのがわかるはずだ。
これは食玩フィギュアを鋳造で作るからできるものだ。
ようするに、上の型と下の型でサンドイッチして作った空洞に樹脂を流しこんで作るからできるものだ。
全ての断面で上の型と下の型をピッタリと一致させるのは至難の技であり、ほんの少しだけずれてしまった分がそのスジなのだ。
人体は曲面でできている。
だからそんなスジが入っているのは好ましくないのは当然だ。
これはプラモデルでも同様だ。
上のパーツと下のパーツを組み合わせたときのその隙間があるとどうしてもカッコ悪い。
だから中級者クラスのモデラーにもなると、それを消すために多大な努力を惜しまない。
接着剤いらないのにわざわざ接着剤でくっつけ、
はみ出た部分をやすりで削って平らにし、
場合によってはパテで埋めて段差を消し、
塗装した上からでもうっすら色が浮き出るのを避けるためにサフをふき、
パーツに色がついているのにわざわざ色を塗りなおす。
これはしかたがない。
製法上できてしまうものなのだ。
他の製法を使って、消したはいいが単価が跳ね上がったというのも困りモノだし。
初代ガンダム当時のプラモデルなど、バリがあるのがアタリマエだという酷い時代もあったもので、それに比べれば格段の進歩を遂げたものではあるが、これは製法上の問題なので根本的な解決を見てはいない。
プラモデルの場合は、それをやった完成度の高いモノを初心者に見せびらかして悦に浸るという、完成度の低さを逆手にとった遊び方もあるのだが、まあそれは置いておこう。
しかし!
人体の構造上、この製法が好ましいところが1つだけある。
パンチラがそれだ。
パンツには、前側の布と後ろ側の布を縫い合わせる継ぎ目がある。
それも、幸か不幸か、ピンポイントで女の子の大事なところに縫い目がくる仕様になっている。
改めて考えてみれば、それはそれですごい仕様だよな(笑)。
さらにうまいことに、その位置は足や胴体を上の型と下の型で重ねて作るにもってこいの位置にある。
ホントにいい位置にあるもんだ。
こういう凸な溝を他のところに作ろうとしたとしても、それは容易なことはない。
あそこにあるからこそ、カンタンに作ることができるというものなのだ。
あれがもう少し別の位置にあったとしたら、フィギュア業界はタイヘンなことになっていたに違いあるまい。
そう思いながら、今日もフィギュアを下から眺めてパンツの縫い目にニヤニヤする我輩であった。
追伸:
鋳造とおっぱいのネタについては↓こちらもあるのでよろしく(笑)。
仙道紫おっぱいマウスパッドの奇跡
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100207
横から見ると、うっすらと縦にスジが入っているのがわかるはずだ。
これは食玩フィギュアを鋳造で作るからできるものだ。
ようするに、上の型と下の型でサンドイッチして作った空洞に樹脂を流しこんで作るからできるものだ。
全ての断面で上の型と下の型をピッタリと一致させるのは至難の技であり、ほんの少しだけずれてしまった分がそのスジなのだ。
人体は曲面でできている。
だからそんなスジが入っているのは好ましくないのは当然だ。
これはプラモデルでも同様だ。
上のパーツと下のパーツを組み合わせたときのその隙間があるとどうしてもカッコ悪い。
だから中級者クラスのモデラーにもなると、それを消すために多大な努力を惜しまない。
接着剤いらないのにわざわざ接着剤でくっつけ、
はみ出た部分をやすりで削って平らにし、
場合によってはパテで埋めて段差を消し、
塗装した上からでもうっすら色が浮き出るのを避けるためにサフをふき、
パーツに色がついているのにわざわざ色を塗りなおす。
これはしかたがない。
製法上できてしまうものなのだ。
他の製法を使って、消したはいいが単価が跳ね上がったというのも困りモノだし。
初代ガンダム当時のプラモデルなど、バリがあるのがアタリマエだという酷い時代もあったもので、それに比べれば格段の進歩を遂げたものではあるが、これは製法上の問題なので根本的な解決を見てはいない。
プラモデルの場合は、それをやった完成度の高いモノを初心者に見せびらかして悦に浸るという、完成度の低さを逆手にとった遊び方もあるのだが、まあそれは置いておこう。
しかし!
人体の構造上、この製法が好ましいところが1つだけある。
パンチラがそれだ。
パンツには、前側の布と後ろ側の布を縫い合わせる継ぎ目がある。
それも、幸か不幸か、ピンポイントで女の子の大事なところに縫い目がくる仕様になっている。
改めて考えてみれば、それはそれですごい仕様だよな(笑)。
さらにうまいことに、その位置は足や胴体を上の型と下の型で重ねて作るにもってこいの位置にある。
ホントにいい位置にあるもんだ。
こういう凸な溝を他のところに作ろうとしたとしても、それは容易なことはない。
あそこにあるからこそ、カンタンに作ることができるというものなのだ。
あれがもう少し別の位置にあったとしたら、フィギュア業界はタイヘンなことになっていたに違いあるまい。
そう思いながら、今日もフィギュアを下から眺めてパンツの縫い目にニヤニヤする我輩であった。
追伸:
鋳造とおっぱいのネタについては↓こちらもあるのでよろしく(笑)。
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