ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

箱根散歩6 クラシックホテルで花御殿だべこ!

2023年01月08日 | 旅に出るにゃん(国内編)

年が明けてから寒い日が続きますね。

けど、例年と比べるとそこまで寒くない感じでしょうか。

さて、今回からは箱根散歩をお送りします。

ちょくちょく訪れている箱根ですが、滞在するホテルも楽しみの一つ。

今回はクラシックホテルに滞在した時の写真をご紹介です!

    

ということで、まずやってきたのは宮ノ下にある富士屋ホテル

国道沿いに建つレトロな建物が有名ですが、話のネタに一度は泊まってみたいところ。

2年越しの改修を終えて営業を再開したとのことで、訪れてみたのでした。

富士屋ホテルの創業はなんと明治時代。

いくつか宿泊棟がありますが、古いのは当時の建築が残っているそうです。

洋風建築ではありますが、ところどころに和風様式を取り入れているのも印象的。

さて、ホテルに到着したのはすでに夜。

暗くて周囲の様子がよく見えませんが、さっそくチェックインしましょう。

すると!

ほー、これはレトロな雰囲気です!

照明も相まって明治時代にタイムトリップした感覚です。

うーむ、なかなか味わえない雰囲気ですね。

階段を上がってみると、踊り場もレトロな作り。

ピアノが静かに佇んでいます。

不思議な感覚を抱きながら、これまたレトロな廊下を進みましょう。

宿泊棟の間は廊下でつながっているのですが、今回ベコが宿泊したのはこちらの棟。

外観は華やかですが、その名も花御殿

昭和初期の建築だそうですが、客室はまさに昭和レトロ。

というか、「花御殿」というほどの華やかさはなく、昭和の古い部屋でした。

ま、気を取り直して、夕飯をいただきましょうか。

夕飯は、レストランでフルコースの洋風料理。

どんなに素晴らしいお料理が出てくるかと期待したのですが、

会場は座席がすしづめ状態でかなり賑やか。

落ちついて食事を楽しめるかと期待したのですが、慌ただしい会場にびっくり。

すっかり興醒めで、いきなりガッカリなディナーとなりました。

ちなみに、こちらがその洋食コースの一部。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

味付けはまずまずですが、ちょっと冷めた感じが残念。

客室といいレストランといい、チェックイン時の感動もどこへやら。

明日に期待して、今日のところはゆっくり休むことに致しましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

富士屋ホテル(1)

箱根・宮ノ下に建つ伝統と格式の老舗ホテル。今回は改修を終えて新装開店を迎えたタイミングで訪れてみました。

レトロな建物は明治から昭和にかけて建築されたそうで、時代の雰囲気を醸し出してます。エントランスのある「本館」は明治の建築。多くの要人を迎えたホテルの顔でもあり、重厚なロビーにいきなり感動します。

同じく明治に建てられたのがお隣の「西洋館」。洋風建築で横浜や神戸の異人館と同じ。そして、今回宿泊したのが昭和初期に建てられた「花御殿」で、華やかな外観が特徴的。

ただ、客室はご覧の通り単なる昭和の部屋。昭和育ちの方なら「あー、なるほど」と合点されると思いますが、華やかな外観とのキャップが大きく残念。暖房も弱く、冬場に滞在するのはちょっと勇気が必要。

一方、戦後に建てられたのが「フォレストウィング」ですが、こちらは内装もきれい。温泉大浴場が最上階にあるのですが、花御殿の客室からてくてく歩いていくのはちょっと手間かも。

とはいえ、広めの湯船から周囲の山並みを眺めることができ、ゆったり入浴できて気分爽快です。なお、花御殿の地下には温泉プールがありますが、むしろ大浴場にしてほしいところです。

ちなみに、ホテルの客室の浴室はすべて源泉掛け流しの温泉とのこと。これはこれで嬉しいですが、やはり大きな温泉で身体を伸ばして入りたいですね。


 


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箱根散歩5 ガラスの森でアジサイにさよならだべこ!

2022年07月17日 | 旅に出るにゃん(国内編)

箱根散歩もいよいよ最終日。

一夜明けて、本日訪れたのはガラスの森美術館

ベコ 「ベネチアの風景だべこ!」

すっかり暗雲が垂れ込めてますが、ここはベネチアン・ガラス専門の美術館。

イタリアンな雰囲気が満点です。

そして、ここも有名なアジサイの名所。

広い庭園にはあちこちに見頃のアジサイが咲いていました。

うん、ここもアジサイ満開です!

いやー、これは絵になりますね。

ふと見ると、なんとこれはガラス製!

うっかり見過ごしてしまいそうです。

こちらはピンク色のアジサイ。

これは本物ですね。

ちなみに向かいの建物はイタリアン・レストラン。

テラスに腰掛けて、アジサイを眺めながらのランチも良さそうです。

うん、お天気はイマイチですが、アジサイは元気いっぱい。

ちょうど見頃です。

園内には川のせせらぎも流れ、水の都の風情。

アジサイではありませんが、川沿いのお花もきれい。

ラベンダーでしょうかね。

広い庭園をてくてく歩くと、あちこちにアジサイが咲いていました。

ふむふむ。

ふむふむ。

ふむふむ。

いやー、ここもたっぷりアジサイを楽しめるスポットでした。

さあ、今回の箱根紀行はここまで!

大平台から始まって仙石原までアジサイスポットを巡った今回の旅。

梅雨空ではありましたが、のんびりとアジサイを楽しめましたね。

最後にベネチアン・ガラスの展示を見たら、ぼちぼち帰路につくことにしましょうか。

おわり

 

<ベコたびinformation>

ガラスの森美術館

仙石原にあるベネチアン・ガラスの美術館。大涌谷を望む敷地に美術館と庭園、そしてレストランなどが並びます。宿泊したハイランドホテルに隣接しており便利でした。

この美術館の目玉はベネチアン・ガラス。かつてルネサンス期よりヨーロッパで流行った美しいガラス製品で、イタリアのベネチアにあるムラーノ島が本家。

当時のベネチア共和国は、それまであちこちにいたガラス職人をムラーノ島に移住させ、独自の技術を保護。今でもムラーノ島はベネチアンガラスの島として観光の目玉です。

そんなガラス製品が展示された美術館ですが、けっこう見応えあり。繊細な装飾なものから色鮮やかなものまで様々。美術館の建物自体も中世イタリアのお屋敷風で、ちょっとした旅行気分を味わえます。

また、近代以降のベネチアンガラスも「現代ガラス美術館」に展示されています。こちらは伝統的なスタイルのものとは異なり、かなり独特な形状。アートなガラス製品といった感じです。

その他、庭園内にも様々なガラス製品が配置されており、のんびり散策しながら楽しめます。なお、仙石原周辺にある他の美術館との共通チケットもあるので、うまく利用するとお得です。


 


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箱根散歩4 ホテルの庭はアジサイ満開だべこ!

2022年07月10日 | 旅に出るにゃん(国内編)

箱根散歩でアジサイを楽しんでいるベコ。

本日の宿は仙石原にあるリゾートホテルです。

 

歴史のある老舗ホテルで、広大な庭園がご自慢。

夕食前にちょっとお散歩してみましょうか。

ベコ 「ハイランドだべこ!」

うん、梅雨時ではありますが、まさに高原の清々しさ。

庭園に続く遊歩道を進みましょう。

それにしても、これはお庭というよりも、もはや森ですね。

おおっ、完全に緑の渓谷です!

よく見ると、先客がいるようです。

ベコ 「こりゃ、山歩きだべこ!」

庭園には川が流れ、橋がかかってます。

そして、遊歩道沿いには満開のアジサイが見頃でした。

ほー、これは美しい!!

あまり見たことのないアジサイですが、なんという名前なのでしょうか?

ちょっと紫っぽい色が雰囲気満点です。

いい感じですねー。

こちらはガクアジサイの一種でしょうか。

アジサイもさることながら、園内にはせせらぎが流れ、青もみじもさやさや。

いやー、これは気持ちのいい庭園です。

ほとんど人がいないので、静かにお散歩できるのが嬉しいところ。

白っぽいアジサイの背後にはカタツムリが!

ぐるぐるです。

一方こちらは青いガクアジサイ。

普通のアジサイもありました。

それにしても真っ青な色です。こんなに青いのも珍しいかも。

と思ったら、青色に囲まれて一本だけ白いアジサイが。

どうなっているのだろうと、よく見てみると…

なんと、白から青に変色中だったようです。

これにはびっくり!

さあ、今日のところはこれにて終了。

ホテルの温泉でゆっくりくつろいだら、明日は最後のアジサイスポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

箱根ハイランドホテル

仙石原にある洒落たホテルで、広大な緑の庭園に包まれた高原リゾート。歴史ある品の良い施設で、ゆったり落ち着いて滞在できました。

今回ブログでご紹介したのは広々とした庭園。ホテルの前庭はきれいな芝生ですが、奥に進むとかなり起伏のあるお庭。川も流れてちょっとした渓流もある自然豊かな庭園です。

ちょうどアジサイが見頃で、今回の旅行でアジサイが一番きれいに咲いていたのはこのホテルかも。宿泊客も庭の奥まで訪れる人は少ないようで、ほぼ独り占めで楽しめました。アジサイの季節はぜひお散歩したいところ。

ちなみに、こちらのホテルが開設されたのは昭和32年と古く、もともとは大正期に実業家の別邸が建てられたのが始りだとか。

昭和になって現在の建物に改築されたそうですが、ヨーロッパの建築を意識されたようで、ホテルの名前もイギリスの「ハイランド地方」から取ったのだとか。西洋料理も美味しく、内装も清潔感がありオススメです。


 


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箱根散歩3 箱根美術館は一面青もみじだべこ!

2022年07月03日 | 旅に出るにゃん(国内編)

箱根散歩でアジサイを楽しんでいるベコ。

強羅公園の次に訪れたのはお隣の箱根美術館

ベコ 「和風庭園だべこ!」

そう、ここは箱根きっての美しい庭園。

入口を過ぎると川にかかる橋を渡ります。

ほとんど観光客がいないため静寂の世界です。

橋の上ではサラサラと流れるせせらぎにホットひと息。

そして、橋を渡るとそこに広がっていたのは!

ベコ 「ひょえー、一面の青もみじだべこ!」

そう、ここはもみじで有名な日本庭園。

ちょうど青もみじが美しい時期なのです!

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

ちなみに、目を下に向けるとそこは一面の苔庭。

庭師のおじさんが苔のお手入れに専念中。

苔庭としても有名な庭園なのです。

いやー、まさに侘び寂びの世界ですね。

ちなみに、この庭園もやはり傾斜地に造園されたお庭。

てくてく歩くと見晴らしのいい高台に出ます。

周囲にそびえる箱根の山々が望めるのです。

そして、遊歩道沿いには季節の草花もちらほら。

鮮やかな紫色です。

あ、アジサイが咲いてました。

うん、いい感じです。

こちらには赤紫っぽいアジサイ。

観光客も少なく、心静かに落ち着ける日本庭園でしたが、ここはおすすめです!

さあ、これにて箱根滞在1日目は終了。

それでは、本日のホテルにチェックインしましょうか。

つづく

 

<ベコたびinformation>

箱根美術館

強羅公園のさらに上側にあるのが箱根美術館。もとは強羅公園の一部だったそうですが、戦後しばらくして開園。箱根でもっとも古い美術館だとか。展示は陶磁器が中心で、古代の土器や埴輪などもあって歴史の勉強にもなりそう。

一方、ブログでご紹介したのは苔庭。ご覧の通り美しいモミジと苔の庭園で、訪れた人が感動すること間違いなしです。220本のもみじと130種類の苔があるそうで、何度来ても飽きません。

庭園内には茶室・真和亭があり、抹茶をいただきながらお庭を眺められるので、ぜひ一度ご堪能ください。ただ、紅葉の季節だけは訪れたことがないのが残念。

ちなみに、苔庭を過ぎると、傾斜地に沿って巨石を配した庭・石楽園があります。季節の草花もあり雰囲気も様変わり。周囲の山並みを借景にした庭園とのことで、なかなか贅沢です。

ちなみに、庭園の敷地はさらに奥に続いていますが通常は非公開。たまに特別公開の機会があるので、その際は是非オススメです!


 


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箱根散歩2 強羅公園に巨大アジサイだべこ!さ

2022年06月26日 | 旅に出るにゃん(国内編)

箱根散歩でアジサイを堪能中のベコ。

登山電車を降りてやってきたのは強羅公園

有名な噴水池です。

ここまで来ると標高も600mを超えてちょっとヒンヤリ。

ベコ 「強羅公園だべこ」

アジサイが見頃かと思って来たのですが、どうもアジサイが見当たりません。

代わりに噴水の周囲にはきれいなお花が咲いていました。

ほー

なんだか可愛らしい小さな赤い花です。

何というお花なのでしょうか?

一方、池の周囲の花壇には黄色いお花。

ヒンヤリする中でも色鮮やかですね。

噴水池からしばらく歩くと、ようやくアジサイ発見です。

ベコ 「白いアジサイだべこ」

しかも、このアジサイは超デカいです!

ひょえー

なんとデカいアジサイでしょう。

しかも、これ以外はあまりアジサイがありませんでした。

その代わりと言ってはなんですが、

ベコ 「ローズガーデンだべこ!」

そう、公園の最上部はバラ園なのです。

季節になると、たくさんのバラが咲き誇るのだとか。

ほー、形の良いきれいなバラですね。

ただ、この時期はまだバラもまばら。

むしろ他の草花が元気に咲いていました。

名前は不明ですが、ピンク色のお花です。

一方こちらは青紫色。

なんだか高山植物っぽいですね。

そして、紫色のヒョロりんとした花。

薄い紫色のヒョロりん。

ヒョロりんだらけです。

不思議な形の花ですな。

一方、これはトゲトゲです。

イングリッシュガーデンで見かけたことがあるような、ないような。

うーむ、なんという植物なのでしょうか。

ということで、てくてく歩いて強羅公園の最上部まで来てみると…

出口付近でようやくアジサイ登場なのでした。

それでは、強羅公園はこれくらいにして、お隣の公園にまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

強羅公園

登山電車の強羅駅から坂道を上って徒歩4〜5分。ヒンヤリした空気の強羅公園に到着です。強羅の傾斜地に作られた西洋風の庭園で、噴水池を中心に色とりどりの草花が咲いていました。

また、西洋風とは言いながら、熱帯植物園や和風庭園などもあり、工夫を凝らした作りになっています。

公園のご自慢はローズガーデンのバラで、140品種1,000株のバラが楽しめるとのこと。訪れた時はあまり多くは咲いてませんでしたが、シーズンには見事なバラが楽しめるそうです。

そんな強羅公園ですが、開園はなんと大正初期の1914年とのことでビックリ。明治期から華族の避暑地として開発された強羅地区に、その目玉として作られたそうです。隣にある箱根美術館も最初は強羅公園の敷地だったのだとか。

 なお、強羅公園は国の登録記念物で、園内の和風庭園にある白雲洞という茶室は国の登録有形文化財。

とはいえ、強羅公園は何度か訪れていますが、傾斜地のためかゆっくりくつろげるスペースが少ないのが難点。カフェもそれほど広くなく、のんびりできません。見晴らしが良いだけにちょっと残念な公園です。


 


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