今年もぼちぼち紅葉の季節を迎えました。
そんな秋の休日、ベコが訪れたのは霧ヶ峰。
秋の霧ヶ峰は初めてですが、どんな風景が見れるのでしょうか?
さあ、久しぶりの霧ヶ峰にベコ登場です!
ベコ 「うおーっ、復活の霧ヶ峰だべこ!」
さっそく、秋の高原を楽しみましょう!
とはいったもの、お天気は痛恨のドン曇り。
キラキラ輝く秋の高原を期待したのですが、見事に裏切られました。
これが車山山頂からの光景。
ベコ 「ぜ、絶句だべこっ…」
夏にはスカッと晴れた青空と、キラキラ輝く緑の高原に感動したベコ。
今回は灰色の空の下で、冷たい風に身も心も寒々です。
ドン曇りのお天気に、霧ヶ峰も寒々しい限り。
けど、山を覆う草はほんのり紅葉していました。
見上げると、向こうには八島ヶ原湿原。
湿原の紅葉も今回のお目当ての一つ。
果たして、お天気は回復してくれるのでしょうか!?
ま、気を取り直して出発です!
まずは、車山山頂から山道を下って車山肩を目指します。
なだらかな山道をてくてく降りましょう。
車山肩へ向かう山道からは霧ヶ峰の全景がよく見えます。
ゆるやかな山並みに、ビーナスラインが続いてます。
うん、気持ちのいいドライブルートですね。
晴れていれば美しい草紅葉が見えたことでしょう。
返す返すも残念です。
けど、霧ヶ峰のゆるやかな山並みは今日も健在。
ベコ 「車山肩が見えてきたべこ」
急峻な山々とは異なり、ホント癒されますね。
さて、車山肩に到着したら、さらに道を下って車山湿原へ向かいます。
ベコ 「引き続き下り道だべこ」
今回は下り主体のルートなのでちょっと楽ちん。
車山湿原まで来ると、目の前に蝶々深山がよく見えます。
霧ヶ峰らしい、ゆるやかな丘のような山です。
ホントなら蝶々深山に登るところですが、風も冷たいので今回は見送りましょう。
ところが!
よく見ると、蝶々深山に向かって歩いているハイカーを発見しました。
もしや、蝶々深山に登るつもりでしょうか?
登って行ってしまいました…。
一方、蝶々深山を下ってくる人もいるではありませんか!
がんばれ、ハイカーさんたち!
ところで、車山湿原の遊歩道はこのような木道です。
とても歩きやすいのですが、しばらく歩くとこんな状態に。
ひょえー!
これはもやは遊歩道とは言えない道ですね!
やれやれです。
車山湿原を過ぎたら、車山乗越を経て白樺湖方面へ下ることにしました。
車山乗越の近くには、夏に出会った犬岩が健在。
ベコ 「ごきげんようだべこ!」
ちなみに、晴れていればそろそろ蓼科山が見えてくるのですが、今回はちょっとお預け。
代わりに、広大なススキ林がわさわさです。
いやー、これはものすごいススキの大群落です。
関東では箱根の仙石原のススキが有名ですが、それを上回る規模ですね!
ベコ 「ひゃー、ススキまみれだべこ!」
夏は気づきませんでしたが、霧ヶ峰はススキの大群落だったのです。
いやはや、これはちょっと想定外の規模です。
ベコもビックリ仰天。
かくれんぼができそうですな。
そして、ススキ林を過ぎると白樺湖が見える斜面に出ます。
ベコ 「白樺湖だべこ!」
ドン曇りの空のもと、寒々しい湖です。
しかし、周囲の木々はほんのり色づきはじめ。
晴れていれば美しい紅葉が見れたはずですがベコもガックリ。
とはいえ、少しだけ秋の雰囲気を感じられますね。
三角形の杉の木も黄色くなってます。
さあ、気を取り直して次の紅葉スポットへ移動しましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
秋の霧ヶ峰
ベコお気に入りの霧ヶ峰ですが、秋の訪問は初めて。美しい草紅葉とススキ林がお目当てだったのですが、ドン曇りのお天気にもろくも期待は打ち破られました。
ただ、前回はハードな上り坂に息も絶え絶えでしたが、今回はできるだけ上り坂を通らないルートを選定。おかげで、ずいぶん楽なトレッキングになりました。
まずは車山リフトで車山山頂まで一気に登頂。霧ヶ峰の全景を眺めた後はこのようなルート選定。車山山頂→車山肩→車山湿原→車山乗越→ススキ林→車山高原駐車場。
なお、車山湿原の遊歩道は少し荒れ気味。岩がゴツゴツしていたり、木道が破損しているためちょっと注意が必要かも。
ちなみに、今回訪れたのは10月中旬。数日前までは暖かい日が続いていたのですが、秋の空気が入り込んだため一気に気温が下がりました。
朝晩は10度近くまで冷えましたが昼間の気温は16〜17度くらい。山道を歩いていると、フリースとウィンドブレーカーを着ていましたが、ちょうどよい温度でした。