ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコのイタリア紀行14 アッシジは聖なる町だべこ!

2019年06月23日 | ベコのイタリア紀行2019

イタリア・ペルージャに滞在中のベコです。

今日はちょっと薄曇り。

ペルージャからひと足伸ばして、お隣の町であるアッシジを訪れます。

電車とバスを乗り継いで1時間半。

昼前にアッシジ旧市街に到着です!

ベコ 「アッシジに到着だべこ!」

アッシジは、聖フランチェスコが生まれた信仰の町。

小高い山の斜面に広がっています。

旧市街東部にあるバス停で降りると、周囲は緑の谷。

ペルージャにも増して周囲は緑の大地なのです。

糸杉の並木ですね。

巨大な一本杉もありました。

脇にある家屋と比べるとかなりの巨木のようです。

さあ、それではさっそくアッシジの町歩きをはじめましょう!

 

やはりここも石造りの建物が並ぶ町並み。

とりわけ東部エリアは、迷路のような細い路地をさまよい歩くのが楽しいエリアなのです。

中世の石造りの建物を眺めながらてくてく歩きます。

うん、味わいのあるレンガでできた建物です。

こちらはちょっと薄い色のレンガ。

黄色いお花がきれいです。

路地裏の塀の上には植木鉢がありました。

住民の方が育てているのですね。

バルコニーもお花でいっぱい。

空気はちょっとヒンヤリですが、華やかな雰囲気を楽しめる町です。

ブラブラ歩いていたら、教会前の広場に出ました。

これはサン・ルフィーノ大聖堂

広場前の建物も石造り。

建物にはマリア様の像が埋め込まれていました。 

こうしてみると、ペルージャの町並みとはまたひと味違った雰囲気。

建物の雰囲気や色合いもアッシジ独特のような気がします。

なんだか明るい印象を受ける町並みですね。

そんな迷路のような細道を歩いていたら、ちょっとした展望台に出ました。

ほー、これはなかなか!

眺望が開けて、アッシジの町並みが見えました。

なるほど、山の斜面に建物が連なっているのがよく分かります。

ここらへんはちょっと白っぽいレンガです。

さて、再び路地裏を進めば、やはり味わい深い中世の町並み。

アッシジは急峻な丘の斜面に広がる坂道の町。

ペルージャとは異なり平坦な土地はありません。 

古い町並みを楽しみながら、とにかく坂道を降りていきます。

それにしても、いい感じの建物ですね。 

どうやらホテルのようです。

ペルージャとは違って、町中にはお花もたくさん。 

お花を愛する人たちが住んでいるのかも。

お、塔の先端が見えてきました。

ようやく細道を抜けると、そこはコムーネ広場

アッシジのほぼ中心に位置する広場です。

小さい広場ですが、みんなのんびりくつろいでます。

これは広場に建つミネルバ神殿ポポロの塔

この広場から、さらにメインストリートの坂道が続きます。

どこまでも坂道が続く町なのです。

けど、その通りからチラリと見える風景はなかなか素敵。

なるほど、ウンブリアを感じさせる風景ですね。

そんな坂道をてくてく歩いてようやく通りを抜けると、

そこには!

ベコ 「大聖堂あらわるだべこ!」

そう、これがアッシジの誇るサン・フランチェスコ大聖堂

聖フランチェスコの死後、建設された巨大な聖堂です。

うーむ、ホントに壮大です。

参拝客の皆さんも続々とお参りしています。

ベコもさっそく大聖堂を見学とまいりましょう。

と、思いきや!

残念ながら大聖堂の内部は痛恨の撮影禁止。

その感動をお伝えできず、なんとも残念無念です。

代わりに、周囲に広がるウンブリアの大地をご覧いただきましょう。

向こうの山の方まで続く緑の大地です。 

そんな緑の中を走る一本道。

アッシジ駅の近くに建つ大きな教会も見えてます。 

いやー、わずか半日限りの滞在でしたが、感動のアッシジ訪問となりました。

ベコ 「アッシジに光あれだべこ!」

ドン曇り時々晴れのお天気ではありましたが、

壮大なサン・フランチェスコ大聖堂の内部をじっくり見学してベコも感動。

それでは次のスポットに参りましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

アッシジ Assisi

イタリアの守護聖人・聖フランチェスコが生まれた町アッシジには多くの巡礼者が訪れます。鉄道のアッシジ駅からは路線バスで約20分。小高い山の中腹に広がる町です。本数は少ないですが、ペルージャからアッシジまで直通バスもあります。

路線バスの切符はアッシジ駅構内にある売店で購入。1.3ユーロで90分有効で、路線図と時刻表はfsbusitaliaのサイトで閲覧可能。バスは大聖堂近くの広場で停車します。

ただ、山の中腹に広がるアッシジの町は東高西低。平坦な部分はほとんどなく、ほぼ坂道だけの町です。そのため西端にある大聖堂前でバスを降りると、そのあと東側に向かって急峻な坂道を延々と歩く羽目になります。

そのため、まずは東端にある終点のバス停「マッテオッティ広場 P.Matteotti」で下車して、そこから坂道をぶらぶら下りながらサン・フランチェスコ大聖堂に到着するのがベターです。

ちなみに、町中にはシャトルバスが運行しており、坂道を登らずに移動できる模様。ただ、fsbusitaliaのサイトに路線図や時刻表はあるものの、どこにバス停があるのか分からずじまい。運行している気配もなく困りましたが、帰る間際にようやく1台だけ目にしました。

最大の見どころである「サン・フランチェスコ大聖堂」はさすがに大賑わい。巡礼者が団体で訪れるのでかなりの人混み。とはいえ、大聖堂だけあって建物も巨大で、比較的ゆったり見学できました。

大聖堂の内部は上部聖堂、下部聖堂、そして礼拝堂の3層構造。それぞれ雰囲気の違う作りで、じっくり味わいたいところ。なかでも聖フランチェスコが眠る地下の小さな礼拝堂は本当に厳粛な雰囲気。キリスト教徒でないため礼拝堂そのものに入るのは気が引けてパスしましたが、ぜひ訪れてほしい場所です。

アッシジ旧市街はこじんまりしており、1日あれば回れそうな規模。今回は時間の関係で半日限りの訪問でしたが、さすがにこれだとちょっと厳しい感じでした。

ちなみに、有名な「サンタ・キアーラ聖堂」やアッシジ駅近くの「サンタマリア・デリ・アンジェリ教会」も訪れましたが、残念ながら感動は今ひとつ。これならもう少しアッシジの路地裏を歩けばよかったとちょっと後悔しました。


 


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