さあ、いよいよ2024年の始まり。
今年のお正月はちょっとあたたかでしたが、お天気はグズつき模様でした。
そんななか、今年も春のお花見散歩の始まりです!
ベコ 「快晴の初詣だべこ!」
雲一つないお天気の下、やってきたのは鎌倉宮。
紅白の鳥居が珍しい神社です。
そして、あざやかな梅の花が開花中。
新年早々、気持ちいいですね〜。
ただ、満開にはもう少しでしょうか。
ちなみに、梅に見えるこの花ですが、看板には河津桜と書かれていました。
どう見ても普通の梅ですが…。
そして、あちらが鎌倉宮の本殿。
ここにも梅?が開花中。
さて、本殿でお参りを済ませたら、境内の奥に入ってみましょう。
鎌倉宮の本殿の裏にはちょっとした森が広がっているのです。
この森は神苑。
森林浴をする人もいるそうですが、そこまで広くはありません。
あれ?年が明けてもまだ紅葉している木々があるようです。
おー、粘り強い紅葉ですな。
しかも、見上げるとこんな感じ。
こりゃ、秋真っ盛りと言っても分かりませんね。
ちなみに、この紅葉の下には石碑が立っていました。
近づいてよく見てみると教育勅語。
明治天皇つながりでしょうか?
ということで、鎌倉宮での初詣はこれにて完了!
門前近くのお汁粉屋さんで一服したら、次のお参りスポットへ参りましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
鎌倉宮
鎌倉駅から渋滞する細道をバスで約20分。バス停「大塔宮」で降りると現れるのが鎌倉宮。後醍醐天皇の皇子である護良親王を祀る神社で、護良親王の呼び名である「大塔宮」とも呼ばれます。
護良親王は後醍醐天皇とともに鎌倉幕府の討幕を実現し、「建武の新政」に携わった人物。しかし、その後は足利尊氏との対立から幽閉され、若くして非業の死を遂げます。
現在の鎌倉宮は、後世に明治天皇により造営・命名されたもの。明治天皇は、武家から天皇中心の社会を取り戻した建武の新政を称え、鎌倉宮にも自ら行幸されたのだそうです。
そんな鎌倉宮の神社内には神苑というちょっとした森があり、森林浴で散歩する人もいる模様。護良親王が幽閉されたと言われる岩の牢獄もあり、ちょっと怖いかも。
ちなみに、後醍醐天皇や護良親王をはじめ、楠木正成や新田義貞など南朝側の皇族や武士を祀った神社は15あり、あわせて建武中興十五社と言うそうです。
余談ですが、鎌倉宮の鳥居脇にある梅は「河津桜」と書かれています。どう見ても梅に見えるのですが、ホントでしょうか?