修善寺の梅を楽しんだベコが次に向かうのは、ご存知河津町。
早咲きの河津桜で有名です!
昨年のベコ旅では歴史的な大敗を喫した河津桜でしたが、果たして今年の結果はいかに?
修善寺からバスに乗ること約1時間。
天城峠を越えて、まず到着したのは河津七滝(かわづななだる)です。
ベコ 「河津七滝ループ橋だべこ!」
そう、ここは有名なループ橋があるところです。
まずはループ橋でいったん下車。
おおーっ、こりゃ満開!
例年は海側から開花が始まり、徐々にループ橋のある山側に進んでいく河津桜。
しかし、今年はなぜか逆。
山側の開花が早いようです。
おー、これは素晴らしい。
見事です!
ここ数年、まったく訪問タイミングの合わなかった河津桜の開花。
今年は久し振りに満開に巡り会えたようです。
ふむふむ
ふむふむ
満開のピンク状態です!
ループ橋からつながる高架の下にも満開の桜。
高架と桜とは珍しい組み合わせです。
けど、桜の花はとってもきれい。
花びらがひらひらです。
よく見ると、ちらほら緑の葉っぱが見え隠れしています。
実は、河津桜は満開になると早くも葉っぱが出てきてしまいます。
そのため、ホントの見頃は満開のちょっと手前。
タイミングには注意が必要なのです。
ちなみに、傍らに咲く菜の花も彩りを添えてますね。
お天気はちょっと雲が多いですが、まずは好スタート。
ループ橋で満開の河津桜を確認したら、ふたたびバスに乗って山道を下りましょう!
山道を下って、河津川沿いでバスを降ります。
すると!
ベコ 「ひゃー、見ごろ間近だべこ!」
河津川ぞいに伸びる桜並木。
圧巻です!
ちょうど雲が抜けて、陽が射してきました。
やはり陽が射すとピンク色が一段と映えて見えます。
いやー、これは素晴らしい。
感動です!!
昨年の歴史的大敗を跳ね返す、驚異の開花ですね。
つぼみの木も多いですが、かなり膨らんでます。
ベコ 「開花まであとひと息だべこ!」
一両日中には開花する勢いですな。
それでは、川沿いの桜並木をてくてくお散歩しましょう!
ベコ 「のんびり、てくてくだべこ!」
桜並木はこの先も延々と続きます。
まさに、春らんまんです。
なんだか気分もウキウキ。
河津川の流れももさらさら。
川べりの桜も絵になります。
見上げれば、青空に向かって咲くピンクの桜が鮮やかです。
気持ちのいい青空です。
やはり、桜には青空とお日様がピッタリ。
風はちょっと冷たいものの、ポカポカ陽気。
花見客もワクワクの河津桜なのです。
お、朱塗りの橋が見えてきました。
この橋は、豊泉橋。
いやー、久しぶりに満開の河津桜にベコも感無量のようです。
ベコ 「うおー!」
ベコ 「うおー!」
河津桜に感極まったベコ。
さあ、引き続き川沿いを歩いていきましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
河津桜(その1)
花名の由来となった河津町で1955年に発見された新種の桜。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と言われているようです。
花びらはほんのりピンク色で、春らしい姿に癒されます。また、なぜか下向きの花びらが多く、背の高い木でも下から花がよく見えるのは助かります。
河津桜は早咲きで有名ですが、河津川沿いに3キロほど続く桜並木は壮観です。通常2月の中頃には開花が始まり、2月下旬から3月上旬には満開を迎えます。
今回訪れたのは2月17日。昨年は同じ時期に訪れたものの完全に撃沈。歴史的大敗を喫したのですが、今年は空前絶後の当たり年。
ほぼ見頃に近い状態で、昨年の大敗を挽回する起死回生のお花見となりました。最近は異常気象も手伝ってか、河津桜の開花時期を予想するのが難しくなりました。
ちなみに、河津桜の見頃は満開のちょっと前あたり。完全に満開になる頃には葉っぱが出てきてしまい、ちょっと見栄えが良くないので注意が必要です。