秋の紅葉散歩、次にやってきたのは東京・世田谷にある九品仏・浄真寺です。
紅葉スポットとしてはあまり紹介されていませんが、風の噂を聞いて訪れてみました。
おー、なかなか風格のある門構えです。
山門の脇には大きなモミジがそびえてます。
きれいに色づいたモミジがお出迎えです。
うん、これはなかなかです!
イチョウも色づいています。
立派な山門をくぐってみましょう。
門をくぐると、そこには色鮮やかなモミジがほぼ見ごろを迎えていました。
いい具合に紅葉しています。
真っ赤ですね。
ところでこの九品仏寺、広い境内にお堂が3つ建っています。
そして3つのお堂に合計9つの阿弥陀様が祀られているそうです。
まずはこれが本堂。
本堂前には陽に照らされたモミジが輝いてます。
おー、美しい!
かなり大きな木です。
鮮やかですねー。
まるで京都を思わせるような光景です。
本堂の大仏様におまいりして、縁側から外を眺めます。
のんびりお参りできる境内です。
では、境内をぶらぶらしてみましょう!
ちょうど光の加減もよく、紅葉の美しさが引き立ちます。
葉っぱの形もいいですね。
陰影がよい感じです。
そして、これが2つ目のお堂。
モミジの木が屋根にかかっています。
おー、これは鮮やか。
キラキラですね。
なんだか日本画のような一枚です。
いやー、素晴らしいですねー。
くすんだ色合いの多い都心の紅葉ですが、九品仏寺では鮮やかな紅葉が楽しめます。
意外な紅葉スポットにびっくりしました。
さあ、それではさらに境内を進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
九品仏・浄真寺(1)
東京・世田谷にある浄土宗のお寺です。全部で9つの阿弥陀様が祀られており、それを九品仏というそうです。本堂にある大仏様はかなり巨大でちょっとびっくり。また、大仏様の横にいらっしゃる小さな阿弥陀様は、体の悪いところをさすると治ると伝えられているそうです。
定番と言われる都心の紅葉スポットではくすんだ色の紅葉が多い中で、こちらの紅葉はかなり鮮やか。様々な紅葉スポット紹介サイトではまったく紹介されていませんが、あまり観光客が押し寄せても困るのかもしれません。
訪れた12月上旬はちょうど見ごろ。一部にはピークを過ぎてチリチリ気味の葉っぱもありましたが、ほどよいタイミング。お天気も上々で紅葉の赤、黄、橙が鮮やかでした。
ただ、午後の訪問で少し日が傾いていたためか、陰になってしまったモミジも多かったのは残念でした。必ずしも広い境内ではないので、日が高い午前または正午前後までが撮影にはよいかもしれません。