ベコが行く!涅槃な旅路

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弘法寺の枝垂れ桜だべこ!

2022年03月20日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花散歩で以前訪れた千葉県の弘法寺をご紹介です。

今回目指すのは枝垂れ桜の伏姫桜

なんと樹齢400年の老木なのだそうです。

さっそく、石段を上って境内に進みましょう。

結構な段数の石段を上り、

山門を抜けると、

出たー!!

これがその伏姫桜です!

おーっ、ここもちょうど見頃のようです!

と思って近づいてみると、

肝心の伏姫桜は、

どうやら散り始めのようでした。

葉っぱもちらほら出てきており、タイミングは少し遅かったみたい。

うーん、これは残念!!

もう1週間早かったらよかったかもしれません。

とはいえ、周囲に咲く桜はまさに今が見頃。

淡いピンク色がとてもいい感じです。

ほー

はー

ふー

これはこれで大満足です!

ちなみに、伏姫桜の隣に建つお堂の脇には白いソメイヨシノでしょうか。

こちらはまさに今が見頃。

おー、わさわさです!

先ほど川沿いで見たソメイヨシノに負けず劣らず。

ひょえー

ひょえー

ひょえー

さて、弘法寺の桜はこれだけではありません。

美しい桜を求めて、さらに境内を巡りましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

伏姫桜

今回の目的はこの伏姫桜。樹齢400年という枝垂れ桜で、毎年変わらずに美しい花を咲かせるのだそうです。とはいえ、ご覧の通り見頃をちょっと過ぎていたのは残念。

気になるのはこの伏姫桜の由来。弘法寺のサイトを見ても何の説明も書かれていないため、よく分からずちょっと消化不良になります。

ただ、千葉県を舞台にした「南総里見八犬伝」に出てくるお姫様が「伏姫」。また、弘法寺のお隣にある里見公園は、かつて里見氏が支配したこともある国府台城の跡地らしく、何らかの関係がありそうです。

その南総里見八犬伝では、伏姫の父親である里見義実が愛犬・八房に「敵の首を取ってきたら娘の伏姫を嫁にやろう」といったそうです。その後、八房が敵大将の首を取ってきたため義実は困惑。

娘の伏姫はやむを得ず八房と洞窟にこもることにしたところ、娘の救出に来た義実と家臣の放った鉄砲が命中。八房は死亡し、伏姫も負傷。

伏姫は、八房の子供を宿していないことを証明するためになんと自害。その際に首にかけていた数珠から8つの玉が飛び散り、八犬士となるのだそうです。

もちろん、南総里見八犬伝は滝沢馬琴作のフィクションですが、千葉県内には八犬伝にちなんだ場所も多いため、意外とどこかで関係があるのかもしれません。


 


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