Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

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他虐者の基準

2008-06-16 23:39:42 | 産業カウンセリングのこと
土日はキャリアコンサルティング講座でしたので、今日は仕事を入れず休みにしていました。

先週と今週は、ロールプレイがずっと続くのですが、

どんなロールプレイでも、だいたいは、ロールをやった人が振り返りをし、他の人はフィードバックをする訳なんですが、

練習をした本人は、得てして振り返りの時に自虐的になりがちで、

フィードバックする人って、誉めてばかりで無難に纏める人と、辛口で他虐的になる人もいたりして。

本来フィードバックっていうのは、良いとか悪いとかの評価は加えないもの。

評価や押し付け、非難が混じるとそれは「フィードバック」とちょっと違うものになってしまう。

さすがに、同じ分野を勉強していると、相手に対して評価・押し付け・非難また攻撃みたいなストロークを発している人ってそう多くはいないのですが、

講師の先生がおっしゃってました。

「他虐的な人の基準は自分の価値観です」

あーっ、核心突きすぎ・・・

ロールプレイのフォードバックって習った内容が基準になって、その鏡に照らし合わせて現実がどうなのかってところに主眼が置かれるべきで

その人の経験とか価値観で良し悪しを決めるものではないはず。

広く社会生活を営む中でも、他虐的な人のコミュニケーションってそうなのか?

自分基準、自分の価値観を握り締めたままで他の価値観と触れ合うことを拒んでいるような気もし、

自分が他虐的になる時もそんな時です。

価値観って、自分の奥底で密かに「育てていくもの」なのかなぁと最近思います。

価値観は、譲れないものには違いありません。

他者の価値観と交わりを楽しみ、協調したり、時に多少の妥協したりしながら、

相手を尊重し、感じる違和感から自分の価値観の理解をより一層深めるのではないかと思います。

悲しいかな、価値観の違いで決別することもあります。

でも、それは、価値観の違いではなく、人間をどんな風に見ているのかといった「人間観」や交流分析でいうところの「人生態度」の違いなのではないかと思います。

自分では自分の価値観で人を傷つけたくないと思いつつ、無意識とは怖いもので、どっかで何かしでかしてる気がします。

「今、ここ」的な気づきで、有意義な価値観の「わかちあい」の場を持ちたいと思います。

1日1回ありがとうございます。
お蔭様で・・・・

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