ワシントン大学のCharlie Eriksen教授からメールが届いた。
6000mまで潜航できる水中グライダーを用いた調査に成功したという内容だった。
2011年の調査では、5250mまでの水深で距離にして300kmの潜航を行ったが、紛失したらしい。
その後、改良を行って、今回の快挙につながった。
水深3000m~4300mに及ぶ潜航を全部で80回成功させている。
かかった日数が89日ということだ。
まさに大深度海洋時代の到来だろう。
来月には二度目の潜航に挑戦するということだ。
共同研究をするのなら、日本に彼の水中グライダーを持参しての良いと書いてあった。
近いうちにファンドを手に入れて実現させたいと思っている。
わくわくする話ではないか。
空中重量が62kg、長さ1.8mというのは、小型ボートでも操作が可能だ。
そのうちに、世界中の海を水中グライダーが泳ぎ回ることになるのだろうか。
我が国も、うかうかしてはおられない。