先週、神戸国際展示場でテクノオーシャン2014に出かけた。
海洋関連の技術博覧会ともいうべき催しだが、1986年以降、隔年で開催されている。
今回が15回目なのだそうだ。
もう30年にもなるのか。
むかしは結構参加していたが、最近はご無沙汰していた。
今回、久しぶりに訪れてみたが、ずいぶんと変わったな、という感じがした。
展示している機器は、結構進化していた。
特に、海外の水中ロボットは格段と改良されていた。
うろうろしていたら、ちょうど東大の西田さんの発表に出くわした。
早速、拝聴することにした。
5月に行ったオホーツク海の発表は興味深かった。
場を盛り上げる意味で盛大な拍手をした。
それにしても、この観客の少なさはどうだ。
日本の海洋産業の低迷が懸念される。
昔の方が、もっと活気があった気がする。
どうしたらよいのだろうか。
海洋が大きなビジネスになっていないことが問題なのだろう。
盛り上げる努力をすべきなのだろうが、現実にはそのような方向に進んでいない気がする。
一体、どこが間違っているのだろうか。
関係者の奮起を期待したい。
日本にとって、海は夢であり、希望であり、宝であることを忘れないでほしい。