街路樹の枝落としが始まった。
冬はもうすぐそこに来ている。
何となく寂しいような
それでいて新しい年を迎える喜びもある。
この一年
うまくいったこともあるし
思うようにできなかったこともある。
一番大きな成果は、「琵琶湖は呼吸する」を出版できたことだ。
いろいろな人から応援してもらった。
この本が、琵琶湖とモンゴル少年にとって大きな救いになればと思っている。
RichardとDorothyの帰国も迫ってきた。
人と人との出会いには、不思議な因縁がある。
ピースとピースのくつけあいだ。
うまくはまったようだな。
そんなに長い人生ではないが、それでも楽しい時間はある。
もうひと花と思って頑張る。
さて、調査船はっけん号の購入が迫ってきた。
1993年に建造してから22年もたってしまった。
考えれば、まだ22歳だ。
自分が作った船だから、最後まで面倒を見てやりたい。
それが自分の生き様だからだ。
そんなことを考えながら大学までの街路樹を歩く。