DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

びわ湖の虹

2013-03-25 22:02:15 | ButsuButsu
びわ湖には虹が多いのですか。

放送局のディレクターに聞かれた。

そういえば、私の琵琶湖の画像データーベースには虹の写真が多い。



これは竹生島に虹がかかったときの写真である。

弁才天を祭ったこの島に、確かに虹は良く似合う。

この弁才天は、日本三大弁才天の一つである。

彼女は胸に楽器の琵琶を抱えているので、琵琶湖とかけているのかもしれない。

ヒンドゥー経のサラスヴァティーが語源であるとされている。

芸術や学問をつかさどる女神である。

いったいいつからこの地に祭られているのだろうか。

8世紀前半に行基が聖武天皇の勅命で彫刻したといわれている。

だとすると、ずいぶん古くからインドの影響を受けていたことになる。

そう言えば、金比羅というのもサンスクリット語のクンピーラが語源で、ワニの神で航海の安全を司ると聞いた。

これらはおそらく仏教の伝来と共に伝えられたのだろうか。

それとももっと古くからの交流があったのだろうか。

考えるだけで歴史のロマンがあふれ出る。

虹がかかるのは雨上がりの時だから、そんな時間にびわ湖上にいることはまれだと思うが、はっけん号を購入したら一緒に見に行こうか。

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