今日は朝から春の嵐である。
こうして雨が降るたびに、春は確実に近づいてくる。
季節の変わり目に、伯耆富士を見た。
この山は見る角度によって大きくその容姿を変える。
西から見ると、富士山によく似たやさしい山影を仰ぐことができる。
北壁は厳しく、崩壊が進んでいる。
島根で生まれた私は、京都への行き帰りによくこの山を眺めた。
山陰が誇る名山である。
一昨日、松江に一泊したとき、奇妙なことがあった。
どなたか知らないが、ホテルに島根産の苺が3箱届いていた。
預かっていたフロントの人が、チェックアウトの時に遠慮がちに差し出してきた。
どうしようかと迷ったが、放置しておいてもまずかろうと、そのまま受け取ってきてしまった。
しかし、差出人がわからない。
生ものだけに困った。
食べてよいのだろうか。
まさか毒入りではないだろう。
いただきものをする覚えがないだけに、狐につまされたようでもある。
暗殺されるほどの人間ではないので遠慮なくいただこうかと思っているが、不思議なことあるものである。
人違いかもしれないが、同姓同名の人が田舎町の小さなホテルに宿泊しているとも思えない。
春の天気が急変するように、人間の周りにもいろいろなことが起こる。
疑う前に信じるのがよいのだろう。
感謝していただくことにする。
久しぶりの帰省で、思わぬハプニングに出会った。
来週には島根の桜も満開だろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます