You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

君は月夜に光り輝く

2019-03-24 07:44:23 | 映画[カ行]

 

 電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の原作を映画化したラブストーリー。発光病という不治の病に冒された主人公を永野芽郁、彼女に次第にひかれてゆく同級生を北村匠海がダブル主演。監督は2017年公開の[君の膵臓をたべたい]の監督 月川 翔。 誰にも通じる言葉となった「君スイ」が、今度は「君ツキ」に。

 僕は「考えることが必要の無い爽快で楽しい映画」と「泣ける映画」には目が無い。この作品は「君スイ」以上に良かった。特に永野芽郁には終始心を打たれた。展開は速いけれど彼女の変わりゆく心情はとても強く伝わってきて、自分がカップホルダーに入れていたコーラを飲んでいないことに気づいたのはほぼ終わりかけたころだった。それほどに引き込まれていたかな。それほどに演技もすばらしかったし、彼女をこれからも応援したいと感じた。

 

 

 

 

映画『君は月夜に光り輝く』予告①【3月15日(金)公開】    


キャプテン・マーベル

2019-03-18 00:34:41 | 映画[カ行]

 

 2015年公開の『ルーム』でアァデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが驚異的な力を持つヒロインを演じ、ジュード・ロウをはじめ、『アベンジャーズ』シリーズで重要な役どころを演じるサミュエル・L・ジャクソンらが共演し、アンナ・ボーデンとライアン・フレックが監督。

 1995年という設定で、町を行き交う車や分厚いパソコンなどのレトロな映像が楽しい。サミュエル・L・ジャクソンがやけに若いのでかなり昔に撮った映像かと思ったが、聞くとデジタルで若く加工されたサミュエル・L・ジャクソンとのこと。アリータを見たあとなので驚かないがここまでの進化は予想していなかった。主人公のキャプテン・マーベルはマーベルの名を冠したことからも最強のヒロインでなければいけないが、やはりその通り。エンド・オブ・ワーでは救世主になりそう。でもエンド・オブ・ワーは時代が違うけれど、彼女は一歳も年をとらないのだろうな・・・?

 

 

「キャプテン・マーベル」日本版本予告


クリード 炎の宿敵

2019-01-27 07:39:21 | 映画[カ行]

  誰もが一度は目にしただろうと思うあの『ロッキー』シリーズでロッキーと激闘を繰り広げ、盟友でもあったアポロ・クリードの息子を主人公にした前作『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。

リングで父の命を奪ったロシアのイワン・ドラゴの息子との戦いを軸に、クリードの息子とロッキーとの結びつき、彼と婚約した彼女との愛情、イワン・ドラゴ親子の心情、そしてロッキーの自分の息子との関係などの様々な心情を織り交ぜながら描く。

 素晴らしい音楽がここぞという場面で流れる。何とも心地よい一瞬だろうか! ロッキー映画をを見て来た人ならここだけでも見たかいが充分ある。そればかりか極限までの鍛練と復活の感動、この映画の真骨頂が味わえる。観たあとの爽快感は忘れない。

 

映画『クリード 炎の宿敵』本予告【HD】2019年1月11日(金)公開


くるみ割り人形と秘密の王国

2018-12-01 22:58:15 | 映画[カ行]

 

 ディズニーが贈る「くるみ割り人形」の物語の世界を描いたファンタジー。「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」と並んで“チャイコフスキー三代バレエ組曲”の一つとして古くから世界中に知られるストーリーを素晴らしい映像と壮大なスケールで描いた話題作です。主人公クララは「雪の国」「花の国」「お菓子の国」「第4の国」からなる「秘密の王国」に迷い込み大冒険を繰り広げます。クララ役は『インターステラー』で注目を集めたマッケンジー・フォイ。キーラ・ナイトレイがわきを務めますが私は最初は彼女とはわからなかった。果たしてどの役か?そしてマッケンジー・フォイが美しい!。どのシーン、どの衣装のときもその可愛いさは誰が見ても見惚れるはず。

さすがディズニーと言える素晴らしい映像美と楽しさの詰まった作品でした。今公開されているファンタジー映画ではお子さんにはこちらをお薦め。

 

 

 

「くるみ割り人形と秘密の王国」本予告編


恋のしずく

2018-10-21 07:35:58 | 映画[カ行]

 

 今年とても見たかった映画のひとつ。今年の西条の「酒まつり」でもテーマのひとつになり、近くのスーパーのお酒売り場では「恋のしずく」と銘した日本酒が造った酒蔵ごとに色を変えて並んでいる。撮影の舞台になった東広島は今年豪雨災害を受けたが、災害を受ける前の美しい景色や酒蔵の街並みが映し出されている。

 川栄李奈が熱演しているが助演を務める宮地真緒が自然で、彼女を引きたてているのが印象的。東広島だけでなく広島の市内の各所を巡って風景が映し出されているのはとても嬉しい。物語はほのぼのとした感動を呼んでいた。

主題歌は8人組ロックバンド 和楽器バンド。和太鼓、尺八、琴に三味線の和楽器にギター、ベース、ドラムの洋楽器を組み合わせた「細雪」は注目度向上。もうひとつのヒット曲「千本桜」とともにお気に入りになった。

 今日は「細雪」が織り込まれた予告編を選んだ。

 

 

映画「恋のしずく」予告編


コーヒーが冷めないうちに

2018-09-30 09:34:56 | 映画[カ行]

 

 現在、書店に行くと3冊のシリーズで並べられている川口俊和の最初の同名小説を映画化。過去に戻れる席がある喫茶店での不思議な出来事を穏やかな雰囲気と心地よい音楽のなかでやさしく描いている。 

 主演の有村架純の雰囲気が本作の主人公にぴったり。さらに薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子などの感情のこもった助演が素晴らしい。「アンナチュラル」などの演出を担当した塚原あゆ子監督。

 4回泣けるというキャッチフレーズは大げさでは無いと思う。過去に戻って会いたい人に会えても起こった事は変えられない。でもそこで起こることは・・・・。ネタばれにならないようにお話をすると、それはとても大事な変化が自分に起こる・・・。観たあと気持ちよく余韻が残るとてもいい映画です。

 

  

 

「コーヒーが冷めないうちに」予告編


『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-】

2018-08-12 11:35:44 | 映画[カ行]

 10年前の2008年に連続テレビドラマとして登場以来、2010年にセカンドシーズン、2017年にサードシーズンを放映、そして今回はこの最初で最後かもしれない劇場版の映画化。

 コード・ブルーは最も好きなドラマ。私も10年前から毎回欠かさず見てきた一人だけれど、数ある医療ドラマと同じようには観ていなかった。一言で言えばコード・ブルーは「仕事ドラマ」。仕事の内容は自分とは違うけれど苦労や悩みは同じ。彼らが悩みながらも成長してゆく姿を見てどれだけ自分の背中を押してくれたことが多かったか。今回の劇場版も こんなコ-ド・ブルーの素晴らしさが詰まっていたと思う。

 毎回目頭を熱くするようなドラマは数少ないけれど、その感動ドラマの集大成の今回はこれまでの記憶がよみがえってまたさらに感動につながる。最後は彼らそれぞれの道が決まって一区切りしたけれど、ふたたび彼らのドラマを展開してくれることを望むばかりだ。

 

 

『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』主題歌「HANABI」予告映像【7月27日公開】


『ゲティ家の身代金』

2018-06-10 09:43:37 | 映画[カ行]

 1973年に実際に起きた大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件を、リドリー・スコット監督が映画化。ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグらが出演.、もう一人の主演と言ってよいゲティーには完成後にスキャンダルで降板したケヴィン・スペイシーに代わってオスカー俳優クリストファー・プラマーが演じる。

 見どころは母親ミシェル・ウィリアムズの必死の行動と、やはり有名なゲティーのドケチぶり。多少ネタバレになるが、なかなか身代金を支払おうとしないのと、支払う段階になっても値切り倒したり、支払いを節税に使おうとする。そのほかにも彼のドケチぶりを描いたエピソードがふんだんで面白い。実際に起こったことなのだがこれまで知らなかった。勉強になった・・・。

 

映画『ゲティ家の身代金』予告編


「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」

2018-03-04 08:44:01 | 映画[カ行]

 

 

 

 

  空海を主人公にした夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を実写化したファンタジー-。中国名が「妖猫伝」となっていることが最初の日本タイトルの次に出て来るタイトルでわかる。「空海」というタイトルよりも。中国名の方がこの映画のタイトルとしてはぴったり。

 物語は7世紀。遣唐使として同国を訪れた若き日の空海が唐の長安に渡った時に出くわした皇帝の奇怪な死の謎を追う事から、これらの災いに過去の忌まわしい出来事があったことに行き着く。

セットと言ってもまるで巨大な街を作った事も驚くが絶世の美女楊貴妃が登場するシーンの豪華絢爛さにもはっと思わされる。今回作られた「長安」の街は撮影後も残されるそうで一大観光地になりそう。

空海の映画として見るよりファンタジー「妖猫伝」としてみるのを勧めたい映画。

 

 

「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」予告2


『今夜、ロマンス劇場で』

2018-02-15 21:03:36 | 映画[カ行]

 『のだめカンタービレ』シリーズなどの武内英樹が監督し、『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』などの宇山佳佑が担当したオリジナル脚本を綾瀬はるかと坂口健太郎のふたりで描いたラブファンタジー。映画監督を目指す青年と、スクリーンから飛び出した、長年彼の憧れだったお姫さまとの不思議な恋愛模様を描く。

 是非カップルで見てほしい。この映画は「相手に触れる」だけの事がどれだけ幸せな事なのかを二人に知らせてくれる。そしてきっと相手のぬくもりを肌で感じることができるだけで感動できるはず。

 映画好きにはたまらない映画になっている。昭和レトロ漂う街並み、温かみのある映画館、映画村の光景、とても派手で味のある有名俳優。これほど映画作りの魅力が詰まった映画は少ないけれど、かなり前になるが 「マジックアワー」(2008年封切)を思い出す。

 観るとなぜか楽しさが湧き上がってくる思いがする。「笑い」、「涙」、「驚き」、「楽しみ」、そして「愛」などがぎゅうぎゅうに詰まった作品だから私は好きだ。少し記憶が薄れたころに必ずもう一度見たい映画です。

 

 

 

映画『今夜、ロマンス劇場で』予告編【主題歌:シェネル「奇跡」】