百田尚樹が第10回本屋大賞を受賞した同名作品を、『永遠の0』の山崎貴と岡田准一との同じコンビで実写映画化した。明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え我が国での石油販売会社を巨大にした男 国岡鐡造(字際の人物は出光佐三)の生きざまを、戦後の復興、そして世界の市場を牛耳る石油メジャーとの闘いを軸に描いた壮大な物語。
原作をかなり前に読んでから見たのだが、要手要点はうまく描かれている。ただ、少しはし折り過ぎの感がある。原作を読んでないと解らないと思われる箇所が多くあった。しかし、飽きの来ない展開とスケールの大きさには満足。なお、この作品の完成度の高さは 岡田准一の気合の入った演技に尽きる。
「海賊とよばれた男」予告
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