監督 ローランド・エメリッヒ
キャスト ジョン・キューザック
アマンダ・ピート
タンディ・ニュートン
ダニー・グローヴァー
ウディ・ハレルソン
古代マヤ暦に2012年以降の記述が無いという世界終末の日を題材にしたディザスター映画。
何故このような変動が起こるかを、惑星直列による太陽の異常なコロナ現象に地球のマグマが極限の反応を起こしてしまうとした。
全地球的な変動がもたらす地球上の破壊は想像もつかないくらいの規模と思えるが、この映画はそれをよくここまでと思えるほど半端でない映像で見せてくれる。
監督はローランド・エメリッヒ。インデペンデンス・デイでは侵略者による世界各都市の破壊を、GODZILLAでは核実験で生まれた巨大生物によるニューヨークの破壊を、そしてデイ・アフター・トモローでは気象の激変による大洪水と大寒波の襲われる世界を見せた。
監督自らも、この映画をとてつもなく大きな作品にして、この映画でディザスター映画を終わりにしようと思ったと言っているほどで、大地震、大噴火、大津波、大洪水とあらゆる天変地異が、人を、車を、船を、飛行機を、都市を、そして大自然を巻き込む映像が映し出される。これらの映像は本当に凄いとしか言いようが無い。
だがこの映画は主人公すなわち、早くから主要国が進めていた計画を知った作家とその家族の脱出劇を通じて、様々な人間それも世界中の多くの人種、民族も含めた登場人物の人間ドラマも散りばめられて単なる映像を見せる映画だけに終わっていない。
大津波が押し寄せるワシントンに残る黒人大統領。そのかけがえの無い娘。冷血な主席補佐官、終末を前に、許さなかった息子夫婦に電話をする老人、非情な運命をたどる発見者のインド人科学者、子供を必死で守る父親と母親、彼らに慈悲をかけるチベット人家族、そして最後の15分に決断をする各国首脳・・。
前半のディザスター映像による恐怖感や絶望感が後半の親子の愛や国境や人種を超えた人間愛を訴えるものになってゆき、そこでは安堵すら覚える。
結末は宗教的なイメージもぬぐえないが、これだけの終末を描いたらやはりそれしかないという印象。
とても見ごたえのある映画だった。
ファミリー度 80点 カップル度 85点 映画好き度 85点
映画 「2012」 予告編 (Japanese Trailer)
キャスト ジョン・キューザック
アマンダ・ピート
タンディ・ニュートン
ダニー・グローヴァー
ウディ・ハレルソン
古代マヤ暦に2012年以降の記述が無いという世界終末の日を題材にしたディザスター映画。
何故このような変動が起こるかを、惑星直列による太陽の異常なコロナ現象に地球のマグマが極限の反応を起こしてしまうとした。
全地球的な変動がもたらす地球上の破壊は想像もつかないくらいの規模と思えるが、この映画はそれをよくここまでと思えるほど半端でない映像で見せてくれる。
監督はローランド・エメリッヒ。インデペンデンス・デイでは侵略者による世界各都市の破壊を、GODZILLAでは核実験で生まれた巨大生物によるニューヨークの破壊を、そしてデイ・アフター・トモローでは気象の激変による大洪水と大寒波の襲われる世界を見せた。
監督自らも、この映画をとてつもなく大きな作品にして、この映画でディザスター映画を終わりにしようと思ったと言っているほどで、大地震、大噴火、大津波、大洪水とあらゆる天変地異が、人を、車を、船を、飛行機を、都市を、そして大自然を巻き込む映像が映し出される。これらの映像は本当に凄いとしか言いようが無い。
だがこの映画は主人公すなわち、早くから主要国が進めていた計画を知った作家とその家族の脱出劇を通じて、様々な人間それも世界中の多くの人種、民族も含めた登場人物の人間ドラマも散りばめられて単なる映像を見せる映画だけに終わっていない。
大津波が押し寄せるワシントンに残る黒人大統領。そのかけがえの無い娘。冷血な主席補佐官、終末を前に、許さなかった息子夫婦に電話をする老人、非情な運命をたどる発見者のインド人科学者、子供を必死で守る父親と母親、彼らに慈悲をかけるチベット人家族、そして最後の15分に決断をする各国首脳・・。
前半のディザスター映像による恐怖感や絶望感が後半の親子の愛や国境や人種を超えた人間愛を訴えるものになってゆき、そこでは安堵すら覚える。
結末は宗教的なイメージもぬぐえないが、これだけの終末を描いたらやはりそれしかないという印象。
とても見ごたえのある映画だった。
ファミリー度 80点 カップル度 85点 映画好き度 85点
映画 「2012」 予告編 (Japanese Trailer)
でも凄い映像でした。これでもか、これでもかというぐらい見せてもらいました。もうほかのどの監督が凄いディザスター映像を作っても
だめでしょうね。
うまくいきすぎなところもあるけど、これだけみせてもらえば十分です。
2012年、何事もなければいいですね・・・^^;