監督 角川春樹
キャスト 大森南朋
松雪泰子
宮迫博之 ほか
佐々木譲著の道警シリーズ小説「笑う警官」を映画化。この小説は初めの単行本発刊時は「うたう警官」という題で、「うたう」とは組織の不正をリークし、組織を売るという意味。しかしこのうたう警官という題では歌を歌うという意味に誤解されがちで映画化構想もあって文庫版発刊時に改題したようだ。でも「笑う警官」という題の方も、昔有った「笑うセールスマン」を思わせしまう。
この題目をそのまま表したシーンが途中にワンカット入っていた。憎らしい幹部警官が高笑いしているシーンだったが、それなら題名はむしろ、カタカナで「ハイエナ」がよかったかも。(・・・? ハゲタカのシリーズものか!笑)
この映画、大森南朋と松雪泰子のシリアスな演技に次第に引き込まれていってなかなか面白かった。
実際に有った汚職事件を題材にしているらしいがここまでひどい組織犯罪として描いてよく名誉棄損で訴えられないなと思いながら見た。特にキャリア幹部をゆするための問題のビデオが出て来た時には失笑した。レビューで酷評されるのもこの辺に理由が有りそう。
でも、正義感に燃えた警官たちが集まって腐った組織に立ち向かう話はストーリー的に面白く、大森南朋と松雪泰子の演技がいいので、面白い社会派ドラマとして見れた。欲を言えば、真相を告発することが出来る百条委員会に出席できるかどうかのクライマックスのシーンはもっとハラハラドキドキする演出が欲しかった。
ハゲタカから大森南朋は社会派ドラマが似合う俳優になった。さて、次は?
ファミリー度 70点 カップル度70点 映画好き度75点
笑う警官
キャスト 大森南朋
松雪泰子
宮迫博之 ほか
佐々木譲著の道警シリーズ小説「笑う警官」を映画化。この小説は初めの単行本発刊時は「うたう警官」という題で、「うたう」とは組織の不正をリークし、組織を売るという意味。しかしこのうたう警官という題では歌を歌うという意味に誤解されがちで映画化構想もあって文庫版発刊時に改題したようだ。でも「笑う警官」という題の方も、昔有った「笑うセールスマン」を思わせしまう。
この題目をそのまま表したシーンが途中にワンカット入っていた。憎らしい幹部警官が高笑いしているシーンだったが、それなら題名はむしろ、カタカナで「ハイエナ」がよかったかも。(・・・? ハゲタカのシリーズものか!笑)
この映画、大森南朋と松雪泰子のシリアスな演技に次第に引き込まれていってなかなか面白かった。
実際に有った汚職事件を題材にしているらしいがここまでひどい組織犯罪として描いてよく名誉棄損で訴えられないなと思いながら見た。特にキャリア幹部をゆするための問題のビデオが出て来た時には失笑した。レビューで酷評されるのもこの辺に理由が有りそう。
でも、正義感に燃えた警官たちが集まって腐った組織に立ち向かう話はストーリー的に面白く、大森南朋と松雪泰子の演技がいいので、面白い社会派ドラマとして見れた。欲を言えば、真相を告発することが出来る百条委員会に出席できるかどうかのクライマックスのシーンはもっとハラハラドキドキする演出が欲しかった。
ハゲタカから大森南朋は社会派ドラマが似合う俳優になった。さて、次は?
ファミリー度 70点 カップル度70点 映画好き度75点
笑う警官
内容はまったく知らず原作を借りる前に面白いよ!と言われて映画を先に見たので期待しすぎたのかも。先入観は禁物ですね(汗)ハゲタカの大森南朋さん主演ですし・・
わたしも うたうには意味があるし うたう警官で良かったと思うけど、刑事みんなで演奏してて歌うシーンもあったしと勘違いされると思ったのでしょうか?サックスを主人公が吹くシーンが演出過多?な気がしてどうしても・・。
元キャリア官僚のビデオ。ほんと笑えましたね~。こんな演出をして 北海道警察では名誉毀損されないものかと思いますが・・・大丈夫なんでしょうね。
しておけば良かったのにと思います。
続編として道警シリーズの第2作も映画化する気持ちがあったようですが、本作が今一歩というところで微妙なところでしょうね。
ノスタルジックな雰囲気はいいのですが、yokoさんの言うとおり演出過多かも。最後のエンンドロールの代わりの映像は音楽だけで良かったですね。